Cannondale Lefty(レフティ)サスってどうなの? ネットの声編 キャノンデールサイト編
上のキャノンデール レフティサスの記事を書いているうちに新しいレフティサスが発表。もしレフティって何?って方がおられたら、前記事から読んでいただければと思います。
なので前の記事にも少し訂正を入れることを余儀なくされたわけで…すごいタイミングですね。
でOCHOです。
無い無い。何がって?
ダブルクラウンってうたっていたのに、ポストと連結している二箇所の連結部が一個しか無い。お分かりですかね?
二箇所あるうちの上の連結が無いんです。前記事でも書きましたが、ダブルクラウンだから剛性が高いって散々言ってきたのに無くなるなんて…
装備車を見るとすっきりしたな〜って印象。
本当にかっこいいです。
でも、本当にあれだけうたっていた高剛性は大丈夫なのか?という疑問がふつふつと湧いてきた。
でもなかなかキャノンデールのサイト以外(www.cannondale.comキャノンデールocho 日本サイト)ではOCHOの記事がなく、仕方なく海外レビューなんかを漁ることに。
Pinkbike.comに詳しいレヴューとキャノンデールへのインタビューがあったので読んでみました。以下ちょっとかいつまんで翻訳しておきます。
Lefty Ocho ディテール
• クロスカントリー用
• トラベル量 100mm
• Wheel size: 27.5” or 29”
• カーボンモデル(テスト済み)とアルミモデルあり
• ダイヤルでエアスプリングボリューム調整
• 新しいチャンバーダンパー
• 外接ロースピードコンプレッション、ロースピードリバウンド調整
• リモート調整
• レフティ専用ハブ
• カーボンファイバーフォークガード
• イージーリムーバブルブレーキパッド
•重量: カーボン – 1,515g (29”); アロイ- 1,735g
• 現在単体市販なし 2019年モデルより装着車販売
↑これがキャノンデールの公式発表のようです
Pinkbikeの記事を読み進めると、外部の変更はあまりないようで、内部の変更が主であるらしい。
レフティ専用ハブも今までと互換性があるらしく、以前のホイールは使用可能とのこと。(もしかしたらLefty1.0と2.0のようにスペーサーが必要とかはあるかもですが)
あとサスペンション内のニードルベアリングのアップグレード。短くなってますね
フロントのブレーキマウントが従来二本のネジを緩めていたのが、一箇所で簡単になった点
フォークガード内にブレーキケーブルが収まる構造になった点
内部のダンパーもコンパクトに改善された模様
ダンパーの記述は私にはついていけなかったです…( ̄∀ ̄)
テーパードコラムになったので、他社のフレームにもつけれるようになったんですね!!これはすごい。
基本的に剛性面のデータは皆無でした…試乗記は後半にありますが、もちろん宣伝の美辞麗句が並ぶわけで、割愛させていただきました。
もう一つのPinkbikeの記事がありました。内容がかなり被ってるので補足程度につけておきます。
剛性のデータではないですけど、サスペンションとコラムをつなぐブリッジがかなり強化されているとのこと。右がLefty2.0を改造した感じのもの左がOCHO。
着想自体はもう1995年 レフティ市販前からあるようで、やっと製品化できた感じなんですかね。
ここまでくると信じるしかないか(笑)
We’re Cannondale; we don’t want to be the same as everyone else.
— Jeremiah Boobar – Director of Suspension Technology Components
なんだかんだでこの言葉に集約されてます。
”私たちはキャノンデールだ。他と一緒はいやだ!”
後記
しかし軽くなりましたねー。Rockshox Sid World Cup が1360gですのでそれよりは重いですけど、Fox32よりは軽いか同等。美辞麗句を信じるならばレフティの特性である剛性感 加入力時のスムースさとかも加味するとすごそうだけど、どうなんでしょ?価格は高そうですけどね(笑)
カーボンOCHO装着車で国内販売あるのは FS-I Hi-MODのみで定価750,000です。