MTB納車から少しづつ山のダート道を走る機会が出来てきた。
今まで登りが好きだった息子も、ダートの登りは勝手が違う。少しの根っこでも20インチのタイヤで体重の半分ぐらいある車体を漕ぎ上げていくのは至難の技。しかも今7月ということもあり暑い中、モチベーションがどんどん下がる。でも炎天下の舗装路を走り続けるのも辛いな〜ということで、一計を案じた。
そう、輪行である。自転車を袋に入れて公共機関で自転車を運ぶやつである。
今までは車に積んだり、自走で向かったりと、登った分だけ下りがある”+ー0”であるため、息子にはどうしても辛い時間が増えてしまう。そこでここは奈良県。少し行けば山である。山の中までバスがあり。とくればご想像通り。山の中まで標高上げながらバスで移動して、そこから林道をゆるゆる帰る作戦。
そこで輪行するには輪行袋。
大きい方はロードバイクなどそのままでも入れれるすっぽりタイプ。もちろん前後輪バラしても可能だ。小さい方は前後輪バラして入れるタイプ。不使用時はドリンクホルダーにもいれれるコンパクト設計となっている。
ここで考えたのが、別に飛行機や新幹線など長距離移動 もしくは荷物を預けるなどまでは考えていないので、そんなにシッカリしたものでなくてもいい点。それと、お値段である(笑)。
それと希望としてはリアホイールは外さなくてもいいタイプ。
MTBの場合ほぼもれなくディスクブレーキで、今時のバイクはスルーアクスル(息子のはクイックレリース)。フロントホイールはいいとしても、リアはスプロケットもあるし ディスクブレーキもある。となればかなり取り付けはシビアでフレームを傷つけたり、そもそも時間のロスも大きい。しかもリアを外すとチェーンもたるむので汚れ、車体への傷なんかも気になるところ。
で、結局この選択肢に落ち着いた。息子のMTBは小さいので 上の小さい方の輪行袋にリア外し無しで行けそうな寸法かなと思い購入。
大きい方はリアホイール部分を少し出してコロコロ移動もできるらしい。おそらく2つともわたしが持つことになるわけで、25キロのバイクを持って移動を少しでも楽にしたい一心。
では早速練習だ!まずは私のバイクから!ちなみに私のバイクはCannondale Habit Carbon3 2016年モデル サイズLである。
ポーチ状になっている周囲のチャックを開けるとこんな感じで広がります。一度何も外さずにかぶせてみましたが、MTBでは入る気配さえなかったです。ロードの方は保管用にそのままかぶせてる方もおられるので、ロードとかではいけるのでしょう。どうにもハンドル幅70センチともなるとハンドルが収まらんですね。
そこでフロントタイヤ外したところが上の写真。これでも右上にハンドルが飛び出します…
ペダル外してこんな感じか、フロントホイール固定の位置を確認。それでもやっぱりハンドル出ます…
仕方あるまい…ハンドルを取り外すべくステム前面のネジを緩めます。一応シュミレーションなので携帯ツールで行います。
ここで、タイヤ固定用の輪行袋に付属しているベルト3本を用意。
外したハンドルを慎重にフロントサスに沿わせて、
ハンドル フロントサス ホイールを二本で固定
残る一本をシートステーとホイールを一緒に固定です。
こんな感じです。シートポストも出来るだけ短くしてます。これに袋をバサっとかけまして
あとは分かりにくいかもしれませんが、ヘッドチューブ側とシートポスト側に2箇所 ショルダーストラップをかけて出来上がり。
下の画像がリアタイヤを出した状態。この状態でストラップを固定できるようになってるので後輪をコロコロ転がしながら移動できます。クランク回ってしまうので、前進のみです。
悲しいお知らせ…私身長186センチなんですが、ストラップを肩にかけると後輪が地面から浮きます…後で長いストラップにするかどうかは考えるとして、とりあえずミッションクリア!
忘れ物しないようにチェックすると
- 携帯ツール
- ペダル脱着用の6ミリレンチ
- ステムの外した部分(甘く止め直しときます)
- ディスクブレーキのスペーサー(ダンボールなど挟めるものならなんでも可)
ですね!これで輪行できそうです。
長くなったので 息子の輪行準備は別ページで報告します。
それでは皆様にもよきサイクリングライフを〜