ディスクブレーキのローターには現在二つの方法があります。
一つは一番ポピュラーと思われる6ボルト。ローター側にもハブ側にも6つのボルト穴が開いていて固定するタイプ。
アーレンキーかマグラだとトルクスレンチで締めればOK。
それに対してもう一つの規格がシマノのセンターロックタイプです。ボルトでは無く、ロックリングで締め込むタイプです。
ハブの周りのギザギザしたところに専用ローターを取り付けます。
実はこのセンターロックタイプは重量的にも強度的にも6ボルトよりも優位性があるらしいですが、まあ特許関係なのかシマノハブ以外ではみない気がします。
よく見ると内側の銀色の円に回転方向が明記されていますのでそれに従って取り付け。
これが同梱されているロックリング。スプロケット固定用と共通の工具ですが、ロックリングはディスクローター固定専用です。写真の黒い工具がそれです(これは同梱されていません)
これを装着と行きたいところですが、実は私が用意したホイールは20mmスルーアクスルの為、15mm 20mmスルーアクスル用のロックリングが必要です。上の同梱されているものはクイックリリースから12mm まで対応ですね。
締め付け工具も違います。外のギザギザに適合するのは
こちら、シマノ ホローテック2のリムーバーです。(DURA ACE9000以降 アルテグラ 6800以降のBBリムーバーは規格が違うので、それ以前のリムーバーですのでご注意を)
エイっと回して完了です。このロック形式確かに ブレーキをかけるごとにロックナットが閉まる方向に力がかかるので6ボルトよりも緩みにくいかもしれませんね。
でもちょっと外す時不安だな…スプロケットとかBB外す時って結構大変なイメージがありますしね。
というわけで、センターロックの注意点をまとめると
- 専用工具がいるぞ!
- ハブの軸でロックナットは2種類あるぞ!
という点です。ご注意下さいませ!
センターロックを6ボルトに変更するアダプターもあるのでこちらもご参考まで!
ではでは皆様にもよきサイクリングライフを〜