24インチにダウンヒルタイヤ履かせてゴリゴリ走った半年間。もちろんこれ一本ではないですけど、矢田丘陵の探索にはかなり重宝しました。
前の記事でも書きましたが、そろそろ24インチホイールが息子のMTBにぶち込まれるので、しばしのお別れ。その前にシングルスピード化して楽しみ切ろうという魂胆なわけです。24インチホイールの代わりに26インチ化して、本格的なダートジャンプ用になるってわけ。
なので、24インチホイールで里山を駆け巡ることもなくなります。というわけで総括!
24インチは本当にしんどい!
ちょっとの段差でけつまずき、いいラインを探すのに必死になる。
降りでも手がしんどい!
サスペンションがダートジャンプ用なこともあり、固め。その上でとにかく段差を拾ってくるので、もうもう大変です。手が痛い痛い…
みんなと走ってても降りの加速の頭打ちがすごく早い!
段差を拾いまくる分、やっぱりスピードが出ません。
タイヤが小さいのでグリップしない…
本当に雑に踏むととにかく滑ります。タイヤもそれなりにハイグリップですけど、雑に漕ぐのは禁物。
タイヤが小さいのでトルクフル!
ギアの設定もありますけど、とにかくトルクがあって漕ぎ出しは楽。
全体に小さいので取り回しは超楽!
言わずもがなですね。
重心が低いので安定感がすごい!
バームで曲がるときでも思い切って車体を倒せます。
段差で引っかかる分、とにかく小さな段差を捕まえれる!
引っかかるということは小さな登りという事、逆に小さな降りも増えるというわけ!
というわけで色々書きましたが、要するに低速域でもテクニックがいるという事。同じトレイルでもやる事が2〜3倍に増える感じです。
裏を返せば、そこそこのトレイルでも楽しめるって事です。いやこれ本当。
上の箇条書きにしたのを見るといやになりそうですけど、本当に面白い。
例えていうなら、ゴーカートでサーキット走ってもエンジン全開で走りきれます。でも、ゴーカート場で走ると曲がったりブレーキかけたり、アクセル踏んだりと忙しいって事。
そうです。トレイルにあったサイズのMTBがあっていいんじゃないの?って事です。楽々のフルサス29インチで山を走っても自転車が全部やってくれますって皆さんが言ってる意味が今だからわかります。
そんな基本に立ち還らせてくれたMTB それが24インチホイール仕様というわけです。
ゴーカートっていうよりも、ポケットバイクかもしれませんね。オートバイで膝を擦りながらカーブする練習には、ポケットバイクが最適とのこと。納得です。思い切って操作しても、24インチバイクならそれほど速度域も高くなく、こけても地上に近いのでちょっとは安全。心理的にはかなり思い切れるので、私にとってこのちょっとが重要なんです。
走るうちに岩でパンクしたり、イノシシの穴にはまったり、色々しましたけどこれほど降りが楽しめるなんてね。本当ありがとう!
最後にもう一度書きますけど、クソほど登りがしんどいけど、愛してやまない俺のバイク!それが24インチ仕様 DaBomb CR8 (Zee 1×10仕様)でした!
なので皆様もホームトレイルを見て、ホームトレイルで楽しみ切れるバイク、それが個人の最適サイズなんじゃない?これが私からの提案です。
皆様のご参考にまで!