ディスクキャリパー調整については書いてましたが、ディスクキャリパーの位置決めをしてもどうしてもシッシッって音がする場合、ディスクローター自体の歪みの可能性があります。
まずはキャリパー位置に関してもご一読ください
オススメは簡単確実な治具を使う方です。コスパ高いしね!
というわけで、話を戻してキャリパー位置は決まった!ではでは〜シッシはどうすんの?って話。
まずはどこが当たってるか確認していきます。
わかりますかね?赤矢印のところに薄っすら隙間が空いてます。このビミョーな隙間が全周にあればいいんですが、
一箇所ホイール側に歪みがありました。赤矢印の部分に隙間がありません…この部分がシッシの音源ですね。ゆっくり回しながら耳をすまして、なるところで往復。ローターのどの部分が当たっているかを確認、必要あれば何かでマークすることもいいかもしれませんが、出来るだけディスクローターには手を触れたく無いですね。
で、登場するのがこの工具!
私の使うのはトピークのRotor Truです。
グレードの高くないシマノのローター一枚分ぐらいのお値段なんで、持ってて損は無いです。意外と買ったけど精度が出てないとかよくあるので、ストレス溜めないためにもね。
こんな感じの三箇所できるやつとか、
これなんかは意外と持ってない7mm 8mmのレンチ付き!意外とブレーキのブリーディングとかするときに持ってないとできないので困るやつがセットなのはなかなかですね。まあ私は7mm8mmレンチあるので必要ないのと、ディスクローター調整にはちょっと中途半端かな?でも工具箱はすっきりしますね。
というわけで使い方。
このぐらいの厚みがあって、スリットが空いているので
先程目星をつけたローターの場所にスコッとはめます。そして焦らずクイクイ曲げていく。
写真撮影時に固定しにくいのでローター上につけてますが、キャリパーから十分遠ざけた位置で曲げましょう。キャリパー破損するぐらい力はかけませんが、しなりは気になりますので。
焦らず少しづつやっていくとオッケー!すらなくなります。
治ったぜ!ってドヤ画像とったつもりが、ちゃんと隙間が写ってね…まあご愛嬌ってことで!これはそれほど難しい作業ではないので是非皆さまも一つ工具箱に〜!
ちなみにですけど擦るどころか回らんぐらい歪んだローターは交換です…ちょいと微調整と思って使われるがいいかと…
ではでは皆様にもよきサイクリングライフを〜!