今回紹介するのは矢田丘陵南の玄関口の松尾寺です。先日紹介した法輪寺と並ぶハイカーさんMTBer共に利用者の多いスポットとなってます。どちらのお寺も無料観光駐車場を備えており、遠方からの利用者も多いのが特徴ですね。
というわけでまずはお寺の紹介から!トレイル関連は後述します。
この松尾寺 奈良ではそこそこ有名なお寺だと個人的には思ってます。なんといっても日本最古の厄除霊場と言われています。そんなこともあり、実は私の厄年はここで祈祷してもらいました。って私の家族はみんなここで厄除してもらってますし、実際節分に行くと祈祷はいっぱいになってました。
そこでどれだけ古いのか?ってのを松尾寺HPから引用しますと、
養老2年(718)、天武天皇の皇子舎人親王が、勅命による日本書紀編纂の折、42歳の厄年であったため、日本書紀の無事完成と厄除けの願をかけて建立された日本最古の厄除霊場です。
とあります。712年という年代もさることながら、歴史音痴の私には、日本書紀の無事完成と厄除けの願をかけて建立…ちなみに調べますと日本書紀は720年に初版となっているので、これは古いってか日本創世記だなあといった感じ。まだ奈良に都があった頃ということですね。
710年 平城京に遷都されているわけですからね。ナント(710)大きな平城京!って覚えた頃が懐かしい。
それはさておき、松尾寺。由緒正しいお寺だけあって、大きなお寺です。
表の山門から伸びる石段、
その上に本堂
もう少し登ったところに三重塔とその横(右側)の神霊石の大岩がデンと構えてます。
そのほかにも数々の建物がありますが、いつも目を引くのが鮮やかな吹き流し。この吹き流しは矢田丘陵東側の平野部からも見えるため、富雄川沿いを車で走っていたりすると
松尾寺だなあ〜矢田丘陵に入りたいなあ〜
なんて勝手にテンションを上げてくれます(笑)
本尊は秘仏 千手千眼観世音菩薩だそうです。本堂の中には何度も入ったことはありますが、秘仏なのでみたことはないのかな?息子の習字の発表にも訪れるなかなか奈良県民のHIPO家には関わりの深いお寺ですね。
というわけでトレイルのことも少し。
貴重な山への無料駐車場とトイレですが、基本当たり前ですが参拝用です。駐車場は大きく二段に分かれてまして、山門前にある駐車場とそこから一段上がった駐車場があります。写真に写っているのがメインの駐車場でその上に伸びている道沿いに上段の駐車場があります。ともに大きな駐車場で、その二段が溢れると、山門前のメインの駐車場下にも少しの駐車スペースもありますが、基本的に上段駐車場がハイカーさんMTB er向けの30分以上駐車するスペースとなってます。
駐車場トイレ横には自販機がありまして、これがありがたい!山の中熱った体をここでリフレッシュで再スタートなんて感じでも利用してます。正直ヘタレMTB erな私にとって下りスタート帰りが登りは辛いのであまりここの駐車場は利用してません。尾根道散策には最初の激坂があるにせよ、便利ですので、歩きの時中心かな?
山門横のコンクリート舗装の部分を登れば奥の山門まで脇を抜けれます。(写真で言う左に並行して奥に伸びているのが
下馬の表示もあるので、この区間は手押しして下さいね。境内なので。
ここが境内を抜けた裏門側。
そこから続くトレイルは法輪寺までの1.5kmの刺激的な降り。ここから少し言ったところで七曲道と法輪寺方面のトレイルに分かれまして、分かれた先はシングルトラックとなります。
しかしここはハイカーさんが多いのでご注意あれ。飛ばし過ぎは現金!特に週末は家族連れ年配者も含め結構な数になります。
またこのトレイルについては詳しく書かせていただきます!
というわけでHIPO家の色々お世話になってる松尾寺のご紹介でした!
皆様にもよきサイクリングライフを〜!