早めに息子の夏休みが終わりました。今年は異例の短い夏休み、何もかもが急ぎ足だった四週間でした。宿題もあるしレースもあるし、一泊だけですけど近くでプチ旅行などなど。結局コロナのこともあり帰省は断念しましたが、いつも外(ほとんど山)をウロウロしてる夏休みでしたね。
話を戻して、先日息子の工作作るぞ!って言ってましたが、テーマは一生もののボードゲームを作るです。
選んだゲームはバックギャモン!このシンプルなデザインはたまりません。しかもゲームは
こんな攻略本まで出てるほどのゲームですね。もちろん将棋やチェスとかに比べれば本の刊行部数はマイナー中のマイナーではありますけど、いわゆるスゴロクなのに攻略本ってね(笑)でもやればわかる戦略と駆け引きですわ。
ということで、 製作開始!まずは木切をとか材料をホームセンターで購入。大体の大きさは想定していたものの、ホームセンターで売っていた板の大きさが少し小さく全体的に設計を小さく縮小。本来なら直径20mmのコマを使おうと思ってましたがひと回り小さくすることに。素人工作の醍醐味ですね。行き当たりばったりの連続です(笑)
コマを作るために丸い棒を均等に輪切りしていきます。この場面が唯一自転車と絡む部分。
うっすーくですけどね(笑)分かりますかね?棒を固定している金属部分はカーボンハンドル切るためのソーガイドです!パチパチ!パークツールありがとう!MTBでカーボンハンドル買ったら絶対欲しい逸品ですね。
切ったコマをひたすら磨く磨く!
そしてジグソーなんかを使ってどんどん材料を切り出す!ちなみに息子とできる部分を振り分けてます。ジグソーなんかは練習結構しました。材料をギリギリしか買わなかったので失敗できないというのもあり、適当な木切をひたすら切って練習。二人羽織状態で親子で切り出しは楽しかったけど暑かった…
後は組み立て〜とはいかず…
直角出さないとあきません…
ひたすら間をヤスリで整えてぴったりと納めます。これを8回…息子に抑えてもらったり、私が抑えたりしながらの作業。正直息子は飽きてきますわ…でもなるほどなるほど言ってたので物作りの大変さと、細かさは伝わったかな?何事も経験!
奥に見える板に今作ってる枠がハマる感じですね。コマも順調にできてきて接着してとかとか、数日に分けてコツコツ作ります。
外も大事だけど中のゲームボード部分も作らねばって事で、皮を3色選びました。ラクダ色の牛革 金色の山羊皮 テラッとしたこげ茶の馬皮を息子は選択。ホントはもうちょいラメっぽいこげ茶の山羊皮を使いたかったけど、天然素材なので厚みの差が凄くてコマ置く時に段差が…って事で馬皮に変更。息子はエ〜って感じでしたが、皮をすくのとかはできないよ…
皮を切り出していきます。
縫い合わせました。皮を縫うのって下穴開けて縫ってって結構大変。今回は薄い皮だからいいけど、厚い皮だと指めっちゃ痛くなるんですよね…昔カバン一個作るのにコツコツ痛みに耐えながら進めていたのを思い出しました。
各部材ができたら貼ったり組み合わせていきます!ボンドで止めてコンコン釘打ち。釘打ちも意外と難しいんですよね。ちゃんと曲げずに奥までしっかり打たないといけないし、外すと木が凹むし…まあまあ工作なので外しまくり凹みまくりですけど味です味。
ジャジャン!縫い終わったら組み上げて、後は開閉の蝶番をつければ完成!ってところですけど、端っこをしっかり合わせるためにカンナがけしなくちゃって事でここで一旦停止。遊びます。結構遊びましたが、やっぱり息子には難しい、でも面白い面白いって何回もせがまれ、ガチガチに負けることもしばしば…戦略とサイコロ運これはたまらんですな。
最後は蝶番つけて完成!
子供が持つと結構大きいけどまあまあお手頃サイズのボードができましたとさ!今は工作の発表で小学校にあるのでプレーできないのが悔しいな。また戻ってきたら遊ぼうぜ!
というわけで、板3枚で500円ぐらい後は釘とボンドとコマ用の細い丸木 蝶番 サイコロは流石に購入 100均だけどね、で1000円ちょいで完成!皮が家にあったのが大きかったけど、皮代はどのぐらいかなあ??ちっさくしか使ってないけど皮なんて天然物だから大きさなんて指定できないしね。あまりの端切れがあったらどうぞ〜って感じかな?おそらく皮代含めた総額もそれほど行ってないはず(笑)
まあまあ色々経験ですわ!経験はプライスレスって事で!
(夏休みの工作で学校へ旅立ち、帰ってきたので遊びました!ルール的なものも書いてますので、こちらにどうぞ〜)
ではでは皆様にも良きサイクリングライフを〜!