2020年10月11日 朽木スキー場で朽木タイオガカーニバルが行われまして、台風14号の影響と言いますか、一時は直撃も?!ということで開催さえも危ぶまれましたが、結果的には盛況で幕を閉じました。楽しかった〜!すっかり秋模様のススキがたなびく朽木スキー場は最高です!
って事ですけど、息子のキッズレースはやはり…先日の五條シクロでもそうでしたが、パワー系の舗装路多めは息子には苦手中の苦手。こんなもんかな?という結果に。まあそれでもがんばった!
キッズレースの後は3時間エンデューロ!これには親子で別チームで参戦。3時間を今回は4人で回しました。
試走の時にディレイラーの調子が悪く、チェーンがリアスプロケット内側(スポーク側)に落ちてしまい、こうなるとスプロケットとスポークに挟まれてなかなか復旧が難しくなります…急いで戻って少し復旧。ディレイラー決まったかな?と思いつつ胸を撫で下ろしていました。実はこの症状少し前からあって、色々見てはいたんですがその時は治るけど少しするとまた変だな?となる感じ。
なんせ少し前に今までのシマノからSRAM NXに変更したばかりで、まだ手に馴染んでいない状況…しかも整備の感覚が微妙に違いますから手探り部分もあります。
そうこうしているうちにレース開始!って私はお祭り気分でレースって感じでもないですけど(笑)私の番が回ってきました。朽木はとにかく最初に登って、後半降るって感じ。登りでゼーゼー言いながらリズムを作りつつ、一気に楽しいダウンヒルを満喫しますが、上りの途中もなんかスパッと変速が決まらない…まあこのレースは大事に走って帰宅したら一回バラしてみるかな?と思ってました。
で、問題はダウンヒルでのこと、なんだか後ろからカラカラいう音が?あ!チェーン落ち?と振り返れども問題無い…なんだか不穏な音を残しつつとりあえず2周。そして次に交代。
ババーンスポーク折れてました…これは交代してチームメイトに合流した際に発覚!
「リアホイールのスポーク折れてるんちゃうか?」
とりあえずヒロヒロしてたら絡まって危ないのでスポークレンチで撤去
チームメイトのお父さん方がかなり手伝ってくれて、とりあえずもう一度スポークが使えることを確認して、再取り付けしました。ありがたやありがたや!この後無事完走出来ました。
まあこれを踏まえて反省…もし皆様にも役に立てばという思いと、私への自戒の念で書き残しておきます。
スポークが折れるまでの経緯(私の場合)
- 新しくディレイラーのケーブルなどをいじる。基本的に伸びる傾向にある為ケーブルのテンション不足に陥りやすく、テンションを上げていく傾向にある
- シマノからの乗り換えの注意点として、特に古めのシマノをいじっているとどうしても初めに伸びる傾向を考慮してテンション高めに設定する癖がある
- 張り替えた直後のライドでは発生しやすいディレイラーのズレをテンション不足と決めつけてしまっていた…
- 徐々に上がるテンションの為、リアスプロケットの内側に落ちるというトラブル発生
- しかし、ディレイラー側の位置調整で対応してしまっていた為、なんとなく決まらず、また凝り固まった頭がテンションを上げる方向へ…
- 同じインナーに落ちる事象が発生…
- 最終的にスポーク側に落ちる為スポーク破損
こういった経緯です。要するに私の思い込み、スラムはそれほどケーブル張らなくても調整が決まるという情報は知っていたもののこの体たらくと、思い込みの怖さを思い知らされました。
困った時には一から仕切り直す。問題を先送りしない事。これが本当に大事ですね。
そして、もっと大事なのは冷静に客観視してくれる仲間の存在。技術的にも高い友人がいるおかげで救われました。
なにかとMTBはトラブルがつきものですけど、それだけに結束が必要ですね。本当にトラブルさえも楽しませてくれる山のお話でした(笑)
走って疲れて、悩んで笑って、喜怒哀楽の人生劇場みたいな一日。この日も飯が旨かった!最後はこれにつきますね。生きてるって感じ!
ではでは皆様にもよきサイクリングライフを〜!