自転車業界内だけではアーレンキー(六角レンチ)は大体においてミリさえあれば問題ないですけど、ヘッドパーツやハンドル径 シートポスト、ネジのピッチではBB周りなどなど、インチ規格は隠れてますよね。
でも私的には表面的には専用工具とミリ規格の六角で事足りる感じでズルズルときたわけです。
しかし先日から整備を進めているIndustry Nineのハブで、直面したインチ規格の壁。以前もサイクリングシューズのBOA(ワイヤーリール式の靴紐)もネジがインチ規格だったり、自転車以外でもその他ホビー関係でも北米系はインチ規格の場合が多いですよね。
実際これまででもなんか規格が合わないな〜なんて時はあったわけで、そんな時は友達に一瞬借りるで過ごしてきたわけですが、この際用意しようと思い立ったわけです。そんなに高額でもないし、工具箱の賑わいですよ(笑)
というわけで前置きは長くなりましたが、これいいやん!って物をゲットしたのでご報告。Hozanの六角レンチセットです。
お値段もお手頃ですね。しかもHozanは日本の工具メーカーで、本社は大阪。サイクリストには馴染みあるパークツールの日本輸入総代理店もしています。日本の工具メーカーの老舗ですね。安心の精度を誇ります。
工具はやっぱり精度が命なのでね。買うならそこそこの物を買うべきだと思います。しかも小物だと安いですしね(本当にHozan製か疑って調べましたもん…)。
精度はわかったよ、それはいいとして、って先に進みます。まずはこのコンパクトさがいいです。こういう普段は使わないけどないと困る系の物をいちいち持ち運ぶ、肝心な時に無い無いなんてことにならないためにもツールが纏まってるのは最高です。そして、よくみると左右に数字が打ってあります。今の写真でいうところの、左がミリ 右がインチです!
ババーンこんな感じでミリとインチが左右に分けられているんです。各5サイズ。
ミリ 1.5 2.0 2.5 3.0 4.0mmの5サイズ
インチ 1/20 1/16 3/32 1/8 3/16inch の5サイズ
これってすごいことだと思うんですよね。なんか合わないな?って時にインチなのか?工具の精度かネジの精度なのか?はたまたネジなめちゃった?なんて思いながらあたふたしとことありません?
一個でチェックできて、安心して施工できるんですよ。これはいい!
しかもアーレンキーを触った時のエッジ感って精度を感じる上で重要ですけど、これまたいい感じのエッジの立ち具合。断面も綺麗…とかこういうこと書き始めると気持ち悪くなってくるのでやめときます…
というわけで、.050 (1/20)のネジがクイっと回せて幸せでございました〜!
めっちゃおすすめです。
ではでは皆様にもよきサイクリングライフを〜!