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矢田丘陵 県立矢田自然公園

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奈良でMTBトレイルを検索すると絶対外せないのが矢田丘陵である。矢田丘陵とは奈良の北西部 北は京都府 西は大阪府にもほど近く、非常に大阪からもアクセスが良い場所に立地する丘陵地帯。標高差はあまりないのだが、住宅地にも隣接し、ハイカーやトレイルランを楽しむ方でも賑わうお手頃なスポットとなっている。

MTBにも寛容な場所で、南端には世界遺産法隆寺、丘陵内にもアジサイ寺の異名を持つ矢田寺、厄除け寺で有名な松尾寺、途中国見台と呼ばれる奈良盆地を一望できるスポットもあり、各人目標を持って挑める。その丘陵内の中程より少し北側に県立矢田自然公園があり、矢田丘陵を楽しむベースとして利用出来る。遠方からも比較的アクセスしやすい場所となっているので、ご紹介したい。

県立矢田自然公園には矢田山遊び子供交流館という施設があり、駐車場(無料)も併設、奈良市内の近鉄 JR各駅からの輪行アクセスも比較的簡単。最寄りの駅は近鉄生駒線の南生駒駅(3.1kmほど)、もしくは少し離れるが近鉄富雄駅(4.4kmほど)からのアクセスが電車での輪行では比較的スムーズになると思う(途中激坂あり)。

車でのアクセスもしやすい場所にはあると書いてはみたものの、ルートについては注意点があるので後述する。

矢田山山遊び子供交流館の施設案内

トイレ 自販機 無料駐車場これだけでもありがたいのだが、輪行される方には特に嬉しい施設がMTBの簡易洗車場がある。泥だらけになったMTBを軽く水洗いできる(許されている)施設があるのは公共施設としてはかなりありがたい。

そこに併設されている広場スペースも広く、休日でも人の数はまばら、MTBの初心者 もしくは子供連れでも十分楽しめる。

距離的には150メートルぐらいのスキーのゲレンデ状の原っぱが2本ある。所々イノシシの掘り返した跡が見られるので凸凹ではあるが、転んでもフカフカで怪我はしにくい。斜度もそれほどないのと、下が草地のためスピードは出ないので、特に私のような子供連れには安心。

MTBの基本テクニックを子連れで学ぶ場としてはうってつけの場所に思える。

 

交流館の近辺から伸びるシングルトラックはかなり魅力的。往来量も多い為、比較的整備されたトラックになっている。ダブルトラックの管理道路が東西南北に一本づつ走っているぐらいです。

掲示されていたトレイル。これを見てるだけで結構ワクワクしますよね

車での来場の注意点

矢田山遊び子供広場は国道308号線に隣接しており、ナビで検索するとほぼほぼこの308号線に案内されると思う。が、この308号線 田舎にありがちないわゆる酷道である。奈良市内側(富雄川添い 東から)アクセスした場合途中 トンネルなどはないが、高さ制限2.4mの表示があり、竹などが上から覆いかぶさる部分もあるため、カートップでの来場はちょっと308沿いに富雄川から登るのは厳しい。(実際7月初旬の来場で二度ほど車からMTBを下ろした。)そうでなくても、私の車では車幅180ちょいだが横からせり出す雑草に擦りながら通行する羽目になるほど狭い。もちろん対向が来たらアウトである。

なのでオススメルートを記載しておく。

奈良市内側からだと第二阪奈有料道路の中町インターを起点として解説すると、中町インター前の道路を南進 二つ目の角を右折し、あとはまっすぐ道なりに進めば住宅街を抜けて丘陵地帯に入り、最後308号線に合流するものの車高は問題なく通過できる。汚いが上の308というのが国道308号線。合流するまでの区間がとにかくひどい。

 

大阪側からだと壱分ランプから降りて竜田川沿いに南進し、南生駒駅あたりで308号線を左折し、そのまま308号線沿いに進めば右手に見えてくるが、こちらも所々木が上から覆いかぶさる箇所もあるので、カートップしている場合は中町側からの方がオススメ。こちらのルートは一部からのアクセスならすんなり表示されるはず。

以上矢田丘陵のベースに最適 県立矢田自然公園と矢田遊びの森こども交流館のご紹介でした。

皆さまにもよきサイクリングライフを!

 

矢田丘陵内のトレイルを詳しくって方には下のリンクで見て下さい!

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