いつも行くゆぶねでは こんなイベントが行われている。以前 第一回目の子供のスクールには息子が参加した時の模様はこちら。第二弾はダウンヒル系のスクールだったが、中級以上とのことで休みも合わなかったのでパス。第三回目の『世界マスターズ和束大会を目指そう』に参加してきました。
この一連のスクールはなんと無料です。無料じゃなくても貪欲に学びたいという欲求はあるものの、正直太っ腹な企画に有給休暇を使った(笑)。年齢制限は30歳以上で、初心者も可。息子を置いてスクールに参加に少しためらったが、何回も足を運ぶと息子も友達が徐々にできてきたので、午前中は子供らと遊ばしておくことにして私は参加することに。
講師はプロのマウンテンバイカー池田祐樹選手。アメリカでトピーク エルゴンチームの選手として活躍する正真正銘のプロ選手。最初は緊張もあったが、本当優しい気さくな青年で安心しました。
一応初心者も可能で、私はマスターズの大会に出るつもりはさらさらないが、事前の触れ込みではほぼ初心者な感じですかね〜って言葉に乗せられて、いざいざ参加!
当日開けてびっくり、30人ほどの大勢の参加で盛り上がる中、自称初心者が大勢…マウンテンバイク昨日買いました〜とか私のように半年前から始めた初心者です〜って方も結構混じってましたが、皆さんロードバイク経験者っていうか、ゴリゴリのライダーがMTB始めましたって感じ…一気に最底辺に押しやられた私はとにかくついていくのが必死な展開に。
講義内容としては、クロスカントリー競技のテクニックって感じで、一緒にプロと走りながらポイントポイントを教えてもらう感じです。特に私が苦手とする登り。言い訳を言わせてもらうと、激坂がきた場合 7歳の息子にはきついので、私が2台担いで登ることが常なので、そもそもそれほどの激坂に挑戦する意欲がなかったというのもある。しかし、これリアは滑る フロント上がるのオンパレード。いつもなら諦めていたところを、皆さんがスイスイ登るので挑戦するが、いつもの漫然としたライドの結果を見せつけられる結果…
本当に情けない限りの結果となった。
下りはなんとかクリア!褒められるとこの歳でも気分がいい!
そんなこんなで午前中も終わる頃、質問コーナーで満を持して質問した。登りの時にフロントが浮く場合、体重をフロントに被せろとアドバイスをいただいたが、そのかぶせ方のコツがわからなかったからだ。かぶせているつもりでも浮く。正直一度も午前中最後まで足付き無しでクリアできなかった。
そうすると、池田プロ 懐が深い。いい質問です!と言うや否や、激坂ポイントまで戻ろう!と皆を先導してまた山へ。
皆様も付き合ってくださり(皆さん少なくとも一度は登れた方ばかりです)、再チャレンジ。
- 山の斜面に垂直ではなく重力に対して垂直に立って漕ぐこと
- それでもフロントが浮く場合はステムに胸が付くぐらいかぶせていくこと
- 漕ぐ時に余計にフロントが浮くため、こぐたびに肘を張ってハンドルを押さえる感じでさらに胸を下げること
- ギアは軽いところから挑戦すること
というアドバイスをもらい、5度目ぐらいで激坂をクリア。
クリアした瞬間の皆様の感性、そこからくる恥ずかしさ、それを突き抜ける喜び…
いやはや皆様の声援と、それに個人レッスンさながらに付き合ってくれた池田プロ 企画していただいた運営の方々に本当に感謝でした。
その後、またホームともいうべき矢田丘陵でいろいろトライしているが、登る楽しみを確認でき、体重移動の甘さを思い知りつつ奮闘してます。今まで登れないところをクリアする快感に酔ってしまいそうです。
フロントにかぶせた時に滑るリアタイヤとの兼ね合いを確認しつつ、あとは感覚を研ぎ澄まさなくては!って感じですかね?
この一連のコースで私が得た成果は、ローギアを使えるようになったこと、かぶせ方を含め体重移動を習えたこと、そして一緒に走る仲間とその優しさに触れられたことと思います。
皆様も是非 機会があればご参加されたらいいと思いますよ!と底辺からの響かないアドバイス…すみません…
最後に池田選手をこれからも応援します!
池田選手のブログにその時の模様がアップされていたのでリンクを貼り付けておきます!ご参考まで!
ではでは皆様にもよきサイクリングライフを〜