以前シクロクロスの反省をしているときにポジションの事とか色々ダメ出しをもらいました。そのときにもらったのがこの言葉
- ステムをもう少し伸ばした方がいい(1ー2センチ)
- ハンドルももう2センチ広くてもいい
- 前チェーンリング46t 36tは私の足的に大きすぎるので少し小さくした方がいい
- 後11ー28tのスプロケットも大きくしてもいい
このうちハンドルステムは変更し、スプロケットも11ー32tに変更しました。これで随分走りやすくなり、体力 筋力も温存できる走りができるようになりました。結果がついてきてるかと言うと3戦参加して、徐々にではありますが順位を上げてます。それでもトップとの差は4分ほどありまだまだだなあと思ってます。
スプロケも大きくしたし、いいかな〜とも思うのですが、チェーンリングも小さくしてより上りや荒れた路面での余裕が欲しいです。
走り終えっぱなしで泥だらけですけど、今のチェーンリングは46 36tのダブルとなってます。普通のロードバイクだと52 36tってのが多い気がします。ここら辺はシクロクロス車ということもあり、狭いレンジにしているのかもしれません。正直シクロクロスで前46t後11tで漕ぐ機会なんて私にはありません…と言いますか、コースによりけりですけどほぼインナー縛りで走ってる感じも多々あります。
そこでインナーを2t落として34tぐらいにしたらどうかと思ったりしてます。ここでなんとなくですけどチェーンリングを変えるとなると色々気になるもので、楕円チェーンリングの存在が私の心をくすぐります。
楕円といえば有名どころとしてQringがあります。(写真は50t 楕円率13.5%のもの)そこで楕円の効果というのは何か?ですけどクランクを回すときに垂直に力をかけやすい。自重を生かしやすいのは2時から4時と言われます。逆に12時は上死点 6時を下死点と言い力が出せないポイントになります。ですので楕円チェーンリングは力がかけやすい部分では歯数を多く、力の入りにくい部分では歯数を少なくといった感じです。
なんとなくわかったようなわからんような…結局どういうこと?ってなったのでこんな感じです。4分の1で分割してみて歯数を数えてみました。上の図では片方が11.5t もう一方が13.5tです。2t違います。単純に4倍すると8tの差になります。徐々に増減するので、それほど単純な話でもないですが…まあまあこんなイメージかと思っていただけると幸いです。要するにクランクを4分の1回転させたときに進むコマ数が直接後輪の駆動力になるわけですからそんな感じですね。
というわけでなるほど、チェーンリングの重さが場所によって変化するってことですな〜って…一周回って元の位置に帰ってきた気がしないでもないですが先に進めます。
ここでメリットを色々探っていくと、ペダリング効率が上がる!ってのがよくあります。確かに力かけやすい部分は長く踏めて、力かけにくい部分はサッと通過。ペダリング効率は上がりますね。特に平坦とかダラダラ登りとかでテンポが出やすくて効果を感じることが出来やすいらしいです。
あとは絶対書いてあるのが カッコイイ!ってやつ。これはおそらくこのページ含め楕円リングの記事を読んでる方には通じるけど、普通の方にはどうなんでしょうね?嫁に見せたら変なの〜!って言われそうですわ。(笑)まあ自己満足の世界もありです。私はそっち派…
それはさておきデメリット。
前二枚ギアの場合、変速が切り替わりにくい。特に下死点 上死点にペダルがある時はチェーンを離してくれないってよく言われてます。しかも、アウターからインナーに落とすときにチェーン落ちしやすいらしいです。
確かに楕円なのでチェーンラインは上下してしまいますので、それだけでもチェーン落ちリスクは増えそうですね。特にリアディレイラーにスタビライザーが無いと余計かもしれません。
あとはコスト面ですね。結構しますし、歯数変わらなければ関係ないですけど、歯数の変更が有ればチェーンも交換になりますね。ドライブ系をいじるといつもこれに悩まされます…
話を戻して、結局おすすめされている競技は変速少なめの競技であるタイムトライアルとか、トライアスロンとか、ヒルクライムとかになります。それ以外の変速を駆使する競技はメカトラとの天秤にかけてどうするか?って感じですかね??
というわけで実際問題として、プロのロードレースでも実績があるわけなので、私なんかはごちゃごちゃ言わずにまず乗ってみろ!ってはなしです。
チェーン変えるのとかあれなんで、ひとまずコッソリインナーだけ変えてみよっかな〜。ひとまず韓国製のやつならお試しにはイイかも。なんてね…
とにかく一度クランク周りの掃除がてら チェーンリングの観察してみようかな?
ではでは楽しみはつきないですが、このへんで!皆様にもよきサイクリングライフを〜!