私の拙いブログでも人気コーナーといえば古いMTBのレストア記事。
皆様眠っているMTBをみっておられるようで、実際に読んでいた頂いている方とあった時もそんな話題になることもしばしば。
そんな中でも色々と立ちはだかるのが規格の壁です。古い自転車 特にMTBが華やかだった頃の2000年前後より、規格の乱立が始まりまして、各パーツには色々なクセがあったりします。
しかし現在マイナーになった もしくは使用されていない規格でも、そこそこ使われた規格というものはまだ救いようがあります。ハブひとつにしてもかなり多種多様、シートポストクランプ径も内寸は行けても外寸がどうなってるの?とかあったり…でもそれは少しの加工やシムなんかで対応できたりはします。
しかし、私の中で如何ともし難いと思ってるパーツもあります。完全独自規格、その自転車用に作られた物の数々。その中でもレストア上 気を付けて!というものがあります。
これは以前譲ってもらって現在現役稼働中のダートジャンプバイク Dabomb CR8の画像です。このフレームは譲っていただいた時にはVブレーキ台座は付属してませんでした。今はディスク仕様にしてるので無くても問題ないのですが、もしついていた場合は絶対に残しておかないといけない一品。と言いますのも24インチ 26インチ両方使えるように特殊台座になっていたからです。
もし現在必要なくても、心変わりの為に残しておいて損はないです。
次にこれはなんでしょう?よくみるとCannondaleの文字が見えると思いますが、もちろんパーツの一つ。
結局こんな姿になりました。
元はこれです。まあ色々変わって別物みたいになってますけど、この変化の肝は多段変速(3×7)だったものがシングルスピードになった事があります。
という事はディレイラーがございません。という事はハンドル側のシフター(変速機)もありませんし、シフティングワイヤーも無いです。
お分かりいただけたでしょうか?
そうです。今ではマイナーになってますけど、フレームの底 BB下側に付いているシフティングワイヤーを湾曲させてもテンションが逃げないようにするスモールパーツ。
こんな感じでビス留めになってます。
これが無いと、工作が不可能では無いですけど、すっきりと収める事ができなくなります。もちろんフレームの形が変わると使えないので基本フレームそれぞれ専用に作られているというわけです。
他にもあげると、キャップ類とかさまざまな専用スモールパーツはありますが、何を言いたいかと言いますと、バラしてレストアする時にはとりあえず汎用性がなさそうな部品や怪しそうな部品は保存しておきましょうという話。
実際、先のMTBは多段化していきました。その時に役立ったのが、
クズ物入れ(笑)外した当時は全く価値を感じていなかった物とか、緊急の補修用に取っておいているクズ箱。まあスペーサーとかもあるので結構出入りはありますが、入ったら最後出てきそうに無い物もあります。
これ以外にもデカイ屑箱もあります。クランク チェーンリングから スプロケなどなどのデカ物が収まっている?感じ。
まあ今は要らないと思ってても意外とあるのが上のような独自規格品なので、勢いで捨ててしまわないようにしておいた方が良いですよ!という話でした。
皆様にもよきサイクリングライフを〜!