マウンテンバイクと雑記の日々

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シクロクロス タイヤ空気圧にワイマンメソッド!空気圧迷ったらこれ!

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先日の五條シクロクロスでの出来事なのだが、シーズンインということもありタイヤを入れ替えてチューブレスということもありシーラントも入れ替えを行い万全を喫して挑んだつもり…

出走前に空気を入れ直しチェック。そこまでは良かった。本番のレースは最下位グループなので朝一ということもあり、レースによって踏み固められたほうがいいケースもあるので一概には言えないがコンディションはそれほど荒れてはいない。試走で轍がうっすらできている程度。走りやすいのでドライタイヤを選択することにしたのです。

その後レースはいつも通りの低調に終わり、悔しい思いをしたわけですが、この日は息子のレースを挟んでエンデューロもある!2時間耐久エンデューロ!で、一発目の周回で異変に気付くわけです。ドライタイヤのサイドノブが刺さらない…曲がれない…初めは芝が削れてモコモコしてたりとかで滑るのかと思ってましたが違う…石を拾った時に嫌なリムの感覚…空気圧抜け抜けじゃないか…シーラント入れた時のミスとしか思えない状況でした。ピットに戻りチェックすると14psi(1bar弱)を切ってきてました。こりゃあ大変だわ…って事でとりあえず入れ直ししながらとにかく完走できたのは良かったです。(スペアホイールが駐車場においてきてしまったのが最大の失態かもしれません…)

で、徐々に抜けていく空気圧と戦いながらなので入れる時は60psiまで入れて1時間後には40psiぐらいにまで落ちる感じ。おそらくバルブからの漏れと思われます…私のこの時のホイールはリムテープ無いので。

しかしこの時に思ったのがいつもの空気圧ってどうよ?って疑問。私は90kg近い体重なので空気圧は高めです。空気圧あげればサイドノブまで刺さっていい感じで曲がれるものの全体のグリップ感は失われます。パンクしないタイヤがヨレない程度まで落として かつサイドまでしっかり腰を持たせる張り具合ですよね。

 

で、ここで参考にするべく体重と空気圧の関係です。体重重ければもちろん空気圧はしっかり張ってやらねばならないのでね。ここでシクロクロス界で用いられるのがワイマンメソッドです。

これはイギリスの大御所女子シクロクロッサー ヘレン ワイマン選手のメカニックにあたる旦那さん考案だそうです。

体重(ポンド)/10+5=チューブラーの空気圧

体重(ポンド)/10+10=クリンチャー(チューブレス)の空気圧

となります。

ちなみに1キログラム=2.205ポンド(近似値 Google参考)です。

というわけで計算してください〜ってのはあれなので、これをご参考にしてくださいませ。

重要な体重(kg)とクリンチャー チューブラーのpsiのみ色付けしてます。(表画像クリックでフルサイズにできます)

クリンチャー チューブラーって何?って方はリンクをクリックしてご確認くださいませ。チューブレスについての考察記事です。

 

それと、これを基準に下げたとしてもMTBでは1bar運用がよくありますが、それより下げるとビードが抑えれなくなってタイヤが外れる危険がある為、ちょっと気をつけながらの運用は必要ですね。

あとは前後タイヤの空気圧的に言えば前の方が少し下げ目でグリップ力を高くするのが普通かな?ここら辺も個人個人で様子を見ながらですね。

空気圧調整にはエアゲージが必須。それも借りるのではなく、自前の同じ個体で測り続けないと結構 個体間 機種間誤差があります。

それからそれから便利なのが低圧ゲージ

よくMTB erの中でも使ってる人が多いのがこのパナレーサーのやつです。MAX3.2bar で仏式バルブですが、細かい数値がkPaなのが玉に傷かな…psiで表示してくれるといいんですけどね。ちなみにkPaは barの100倍なので上の表のbar表記に100倍して使ってくださいませ!ここら辺は慣れで行くしか無いか。それと注意事項としてMAX超えた空気圧になると針が飛んで一発御臨終になるのでご注意あれ!MTB erアルアルです(笑)

 

というわけでワイマンメソッドで行ってみようかな!

ではでは皆様にもよきサイクリングライフを〜!

  • B!