とりあえず組んでみたバイクがこちら。今までは機械式でキャリパーのみ油圧だった我がシクロクロス車 Pivot Vault 2015年モデルですが、1年半ぐらい乗りまして、ついに完全油圧化をしました。赤キャリパーが眩しいぜ!
今まではキャリパーのみ油圧仕様のTRP HY/RDというキャリパーでしたが、ワイヤーでキャリパーを引っ張るので当然STIレバーも機械式のワイヤー引きでした。それが完全油圧化に伴いキャリパーから交換となったわけですね。その辺の経緯はこちら。
まあそこから紆余曲折ありまして取り付けたのがHOPE RX4です。まあここら辺は前記事を見てやってください。
で、ポジ出しが今回のテーマ!
機械式から油圧に変わった点。
STIが内側に広くなった!広くなった分、手のひらを置く面積が増えて、落ち着きが良くなった。これは油圧化に伴い、油圧ブレーキのマスターシリンダーが格納されているので大きくなるわけですが、これに関しては私は大歓迎ですね。なので105グレードでは普通(欧米人規格の普通なのででかい)がST-R7020と小さめがST-R7025に分かれています。私は普通の大きさ選択。
これにより手の置き所が少し内側によった気がします。おそらくより正しい位置になったのだと思ってます。それとSTIもグラベルハンドルなので内に倒してるってのもありますね。
微妙にレバーも遠くなりそうですが、そうでもなく、レバー距離は変わらず、と言いますか実は近くなります。
これはレバーの引きの遊びの量。機械式よりも油圧の方が開放からフルブレーキまでのレバー移動距離が1/3程度にまで短縮します(私の私見とキャリパーの性質にもよるとは思います)。しかも軽い力でしっかり効くのでブラケットを握っても2本指で事足りますし、下ハン握ると一本で楽々。それじゃあワイヤ引きのと変わらないよって方、全然違うんです。指の掛かりが反関節違いますね。これって結構な自由度になります。結果5ミリ程度ですがレバーを近く感じることができます。
それと、レバーの引き量が少なくて済むので、レバー自体も近くしても指挟みしないです。レバーの遠さ調整はST-R 7020の場合、STI側面からで、2.5mmアーレンキーで行います。調整は5段階で、初期設定は一番遠いポジションでした。時計回りで徐々に近くなり、一番近くなると一気にまた一番遠いポジションにカクカクと動きます。
ちなみに私はど真ん中3段目としたときに、ハンドルバーとのクリアランスもちょうどいい感じ。
このレバー距離はブラケットポジションよりも下ハンの時に効果絶大。めちゃめちゃ引きやすいポジションにできますね。
なので少しブラケットをハンドル上に移動させてみました。そんでもってステムを先日短くしてたので、元に戻してみます。
一気に50mm長くなると流石に遠いなあ…乗るポジションを後ろにしたので遠すぎるなってので手持ちの80mmを使ってたんですけどね。
でもここで新たなる気づきが、正直コンパクトすぎるだろって思ってはいましたが、またステム伸ばしてみると背筋が伸びる!息がしやすいんですね。なるほど、狭くて背中丸めてたようで…
これでひとしきり乗ってみて、やっぱり手が前に出過ぎだなということで、ちょいちょい手前に手をずらしてみたりしながらしてると、実際今のポジションだったら100mmぐらいでもいいかも?って思いました。ー17度の100mmステムの購入を検討しようかな?110mmでもいいけど、コンパクトさは重視したい。そっちの方がオフロードには向いてそうですので。
しんどいけど絞ろうと一旦下を向いた時にいつも目に入ったのがこのKCNCの羽。ちょっと封印するのは惜しいけど…しかももう一回この5000円ぐらいのステムには手が伸びません…もし100mmでこれで決まりや!って確信が持てたら買うかもですけどね。
初めはこの角ばったステムに違和感を感じてましたが、今となっては戦友ですわ(笑)
後は尻問題…先日これもポジション見てて、痛くなり出した尻、とりあえずMTBについてたやつと交換。これも結構いいんだけど、シクロ ロードとかでは座ってる時間がMTBに比べると決定的に長い…もう少し真ん中掘れてないと股間が痛いぜよ…でもこの幅はやっぱりあってるみたい。あながち骨盤距離測るのは馬鹿にできないなと。
まあこんな感じで落ち着きました。ステムは変えてないけど。
とりあえずハンドルバーはこんな感じでしっくりきたので、バーテープ巻いて仕上げていくかな〜!
って事で、逡巡は続きます。ではでは皆様にもよきサイクリングライフを〜!