マウンテンバイクと雑記の日々

息子と始めるDirt Life

ボーっとしてたらあかんなあ…乳酸作業閾値(LT)を意識しつつトレーニングするかな…

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先日のPivot 完全油圧化後のシェイクダウンライドで新しいディスクブレーキも危機に陥りましたが、その影で私の足も崩壊しました…

最後の登りで痛恨の足つき、足した坂ではないんですけど、ダラダラと登る坂、引き攣る足。両太ももの表裏どっちもつりまして、大したことはないですがふくらはぎにも来ました。

いやはや向かい風とオーバーペースの賜物でしたが、後半最後にはとにかく心拍を上げるような走り方はせず、ゆっくりそして軽いギアで高回転気味。血液をとにかく流す流す。回復走を展開して、ご飯休憩取って回復を心がけましたが全然だめ…

これじゃあ無理だよ…って思いながらの坂道でのブレイクでしたね…

そんな自分を恨めしく思いながら、帰宅後乳酸でパンパンになった足をさすりつつ思ったこと。

トレーニング不足…

前回も書いたけど、テクニック練習に明け暮れたり、あとはバイクいじりに興じてばかり、もちろん家の仕事にも時間を食われたりで、体をほったらかしにしてました。

そんな隙間時間に足が向かうのはやっぱりクロンド池。とりあえず頑張って走る走る。しかしこの日も見事に強烈な向かい風…緩急がつけにくいんですよね。向かい風って。どこかで自分のスピードはかくあるべき!って意識が邪魔して頑張って漕いじゃいますわ。まだまだ子供ですなあ。

スピードは遅くとも、いつもよりも心拍の上がり方は高く、なんだか余裕ないわ〜って思いながらの到着。タイムがほぼ一緒だったので、登りで稼いだ模様。

でも、これって今私が求めてる物ではないなと反省。

 

今私に決定的にたりてない物は乳酸作業閾値(LT)が低すぎるってことだと思ってるからです。LTについては以前軽く触れた記事を参考にしていただいたら幸いですが、要は筋肉内に発生する乳酸を分解するスピードです。乳酸が分解されるスピードよりも産生されるスピードが速くなれば乳酸は筋肉内に貯まります。

それと有酸素運動=脂肪燃焼 無酸素運動=糖分燃焼なわけですが、強度が高くなってきた ある点で無酸素運動割合がグッと高まります。

この2点の兼ね合いで血中乳酸濃度がグッと上がる点 すなわちこれがLT 乳酸作業閾値というわけです。

ここに差し掛かるとゼエゼエ息が上がりやすくなるポイントであったりします。(正確に測定するには採血が必要なのでなかなか敷居が高いですし、施設もそれほど無い模様です。その点近似的にはGARMINで代用できたりします)

という事はそのLTが高くなれば、今よりもハイペースでの維持がしやすくなるわけで、筋肉の疲労を取るための回復走でもハイペースで行えることになるわけで全体の底上げですね。

ポジティブに考えますと、コーナリングとかでも漕ぎ続ける事が楽になり、ペース維持がしやすくなった分、ペースが上がり〜からの調子に乗る〜からの撃沈ともみれますけど、まだまだ低いレベルです…

 

そこで鍵になるのが心拍管理です。最大心拍を100%として、5層に分けて、50〜60% 60〜70% 70〜80% 80〜90% 90%以上となり、80%以上の領域が積極的な無酸素領域という風に言われています。

ここでインターバルトレーニングを行う際に、80%以上に心拍を上げ、そしてそれ以下 70%以下領域の有酸素運動領域まで下げつつ軽い運動。そこからまた80以上に上げてを繰り返す事で、消費と回復を繰り返す事ができ、それに伴って心肺能力や無酸素運動領域の向上、そして乳酸作業閾値を上げる事ができるというわけ。

実は乳酸作業閾値以下の運動でもジワジワ上がるそうなのですが、効率的なのはインターバルトレーニングだそうな。しんどいやつですわ…

 

そういえば昔、運動をしている時にチームでインターバルトレーニングと称してダッシュを繰り返していましたが、個人によって運動強度や回復速度が変わるので、全体練習としてはあまり意味がない場合があるそうで、最近はしないそうですね。納得!

なんだかこういうの書いてると、途方もなくトレーニングの敷居が上がっていくのを感じる…こういう時はモチベーションが下がり切ってる証拠…

いつもの場所、いつもの風景をボーッと眺めながら、よし行くか、まだか、いや行くか…なんて繰り返す私の前に

おぜんざいが運ばれてくる。そんな休日。モチベーションが上がらない時には無理は禁物だよ。怪我する怪我する。うんうん。

美味しいね〜今日もって松美荘のおっちゃんと おばちゃんに伝えて帰路に着く…

 

ではでは皆様にもよきサイクリングライフを〜!

  • B!