DA BOMB CR8のフレームが届いたので報告!いわゆる納フレですね。
前回はホイールについて報告したが、今回はフレーム。ある程度の内容は以前の記事で書いたが、よりディテールに迫ることにする。長年 前オーナー乗ってこられた愛機であるのでそれなりに痛みもあろうかとは思うのでそのチェックと、今から先あまりおられないかもしれないがアーカイブ的に残しておこうと思う。
そもそもDA BOMB(ダボンと読む。折りたたみで有名なDahonでは無い)は、台湾のメーカー。
2003年より数年間売られていたフレームらしく、情報は少ないのだが3年以上は販売されていたらしい。当時の販売価格は3万円〜3万5千円の模様で、当時新進のメーカーとしての攻めたプライスタグのつけ方だったようだ。
素材はBMXの定番ともいうべき4130クロモリパイプで作られた、4X ダートジャンプ用のフレームとのことだ。やはりチェーンステーレングスの長さが430というのは4Xよりってことだった模様ですね。ダートジャンプ系のフレームはクロモリで作られ、頑丈であるケースが多く、とにかくずっしりしている。
トップチューブとダウンチューブの間にもしっかりと補強が施されており、前にも書いたが、謎の穴が肉抜きされている。この猫の顔のような穴は栓抜き!今となっては栓抜きを必要とする飲み物も少なくなったので、活用することもないだろうが、いつか無理にでも使ってみたい。最近ではポン酢を開けた時ぐらいかな(笑)。それはさて置き、この補強の入り方がダートジャンプ機のアイデンティティーとも呼ぶべき部分なので愛嬌があるのは嬉しい。
それと、ヘッドチューブにはヘッドセットがすでに前オーナーが圧入済みでありがたいです。
BB周りに目を移すと、ISCD付き。いわゆるチェーンガードなどをつける台座。年代からしてもISCD05規格ではなくOLDと呼ばれるタイプであるようだ。
BBの取り付け幅は68mm、JISになっており、ホローテック2が付いていた模様で、右が逆ネジ 左が正ネジになっている。
シートポストは27.2mmであるので今の規格からすると細めだが、この細いかんじがクロモリって感じで雰囲気がある。
Vブレーキ台座は26インチ用と24インチ用で、台座をつけるアタッチメントは無かった。ちなみにこの三つのネジ穴を二個セットで使って台座をつけるようだ。
ディスク台座は今はもうあまり見ないIS規格の台座。ポストマウントに変更するアダプターも2018年現在では手に入りやすいのでまだまだ現役。エンド部分のDA BOMBマークの肉抜きがまたおしゃれ。
これがディレイラーハンガーで専用設計になっているため、シングル化した時にチェーンテンショナーのつける位置に困りそうだ…選び方によってはつけれないかもしれない。(嫁MTB参照)
タイヤ幅を確保するため湾曲したリア三角部分。8センチぐらいの幅までは収まりそうなのでものによっては3インチ幅のタイヤまでなら入りそうな感じ。
あとはデカールはこんな感じで、前オーナーの楽しんだ跡が残っている。個人的にはMTBに関してはピカピカよりも傷が入っている方が好き。なんとなく他の車種に比べて、マシンと言うよりもギアって感じがするのはMTB系だからかもしれない。
と色々ディテールを見ていくと、傷だの凹みもあったりとケアは必要そうで、一度しっかり洗車してサビには注意していかないとなあとは思う。クロモリはサビには弱いが、劣化しにくい素材。しっかりメンテをしていけば一生モノになるわけなので、せっかく私の元に来たのだから大事に でも大胆に遊び尽くしたいと思う。
とりあえず仮組して、足らないパーツなどないかをチェックしてくことにします!
ではでは次回はパーツの仮アッセンブル!とりあえず乗りたい気持ちが前へ前へと私を突き動かします。
次回はつけるパーツを確認しながら進めますかね!楽しみです。
今回はこの辺で!皆様にもよきサイクリングライフを〜