MTB選び顛末記でも散々騒いだけど、買ってから少し経つと まだ納車前だけどレフティフォークってどうなの?って疑問がふつふつと湧いてきた。
そうです、正直かっこで選んでます。買ってから調べるとかなんとも私らしいわけですが、ほぼ初の本格MTBなのでご容赦…(笑)
見ての通りフロントサスが左のみの片持ちフォークになってます。しかも倒立フォーク(下の方が膨らんでいるのが正立フォーク 上が膨らんでいるのが倒立フォークと呼ばれる)になっております。
それでは私が調べた限りのレフティフォークのいいところ。ネットで囁かれるユーザーの声編
・見た目にインパクトがある
・二本のサスではないため軽量化につながっている
・チェーンリング スプロケット ディレイラーなどの駆動系が右に固まっているため、サスを左片持ちにすることにより、全体のバランスを取っている
・強い制動をかけた時にもスムーズに反応してくれる
・バネ下重量が軽減されているために地面の食いつきがいい
・剛性が高い
・フロントタイヤのチューブの交換がつけたままでできるなど、メンテが楽
ということらしいです。一個一個調べていきましょう~
・見た目にインパクトがある
これが一番皆様が言う意見(笑)異論なし
・二本のサスではないため軽量化につながっている
これに関しては少し検証が必要です。発売当初の2000年ごろは同等の性能のフォークが4キロ前後あったとのことで、確かに軽量ではあったようですが、現在ではそれほど優位性もないようです。
カーボンのモデルでも1765g 非カーボンモデルで2000g弱 上の画像にある
Rockshox PIKE RCT boost で1841g
Rockshox RS1 RL (カーボンモデル)に至っては1573g 値段が値段だけに(メーカー定価230,000円)これと比べるのは少し無茶かもしれないけど
まあこれらのハイエンド側のモデルでないもので2000gになってくるので、値段の割には軽いわけではなくなってきているようだ。
・チェーンリング スプロケット ディレイラーなどの駆動系が右に固まっているため、サスを左片持ちにすることにより、全体のバランスを取っている
これについては、キャノンデールが言うAIオフセットなど タイヤの大型化に対応したチェーンラインの外側への移動も含め、理にかなっているように思うが、体感できるものかはわからんです。後輪固定されているレフティーみるとハンドルは自然に左に切れてますので、左に曲がりやすい構造な気もせんでもないですね。
・強い制動をかけた時にもスムーズに反応してくれる
・バネ下重量が軽減されているために地面の食いつきがいい
・剛性が高い
これは倒立フォークの特性と言ってもいい感じです。剛性に関してはダブルクラウンで固定(通常ヘッドチューブの下側でしか固定されてないのに対して、ヘッドチューブの上下で固定)されているので剛性が高いのは理にかなっているとも思います。あと、倒立フォークの方が剛性が高い構造を取りやすいそうです。(これに関してはまた別の機会に書きたいと思います)
あと2本の平行したサスといえども同等に沈むわけではないので、割り切った一本の方が引っ掛かりが少なくスムーズというのもうなずけますね。
最後にバネ下重量。倒立フォークはモーターバイクでは昔からある構造だそうで、サスの本体がタイヤ側についているより車体側についている方が、タイヤが軽くなるわけです。そうすると路面の追従性が上がる(タイヤが身軽なので上下動しやすくなる)。納得。
MTB界では倒立フォークは廃れ気味なのですが、それは左右のリンクの構造を取りにくいらしくメンテ代も含めコスト高 重量高になりやすいのが原因みたいですね。
そのデメリット聞くと、レフティーが頑張ってる気がしました(笑)
・フロントタイヤのチューブの交換がつけたままでできるなど、メンテが楽
タイヤ外すのにキャリパー外す必要があるらしく(2019年モデルにlefty ochoが投入されここが改善されているらしい)、タイヤ外すのは面倒。でもタイヤ外してチューブ交換した方が早いとの意見もあるので、タイヤ外さなくてもチューブ交換できるよ~ってのはネタ程度かもしれませんね。
モーターバイクのレースではタイヤ丸ごと交換するので早いらしいですけど、一般的なMTBで交換スピード語る状況ってありますかね??
というわけで結局いいか悪いか 私には一生体感できない気がしてきました(笑)
まだ乗れない愛車への愛だけは深まったのは確かかな?
次の機会にCannondaleのLefty説明動画が英語版であるので、公式な Leftyの長所と構造でも書いてみたいと思います。ああ、気になることが山積みだ。それより早く山行きて~(笑)
Lefty fork ってどうなの?キャノンデール サイト篇