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MTB リアサスペンションは難しい 〜アンチライズ その2〜

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前回はその1でブレーキスクワットで話が終わったので、今日は早速 アンチライズの数値的なところ出します。

アンチスクワットでも登場したpivotのバイクです。ICの求め方についてはアンチスクワット計算その1 その2を参考にしてください。

ここでアンチスクワットと違うのは必要な線がICと後輪の接地点を直接結ぶ点です。上の図ではライダーが乗ってない状態で90%ぐらいですが、アンチスクワットと違い、ICの動きがより鮮明に数値に出てくる点。例えばロングリンク4バーの場合は

このようにICが動く感じになります。pivotのバイクに戻ってボトムアウト(最大に収縮した状態)でのICを求めて、リアホイールの位置も同時に動かします

どんどん汚くなって申し訳ないですけど、これが少し動的要素を加えた状態。二本の黄色線がアンチライズの線ですが、後輪のホイールは通常時と収縮時で異なるので灰色のホイールを書き加えてます。そこから移動したICを通って90%から40%まで低下していく感じになります。(ICとかも正確に割りだせてないので、参考程度に見てください)

 

ちなみに各フレイムビルダーの意見を総合すると50%から100%にするのがよしとされている模様です。150%以上はリアサスペンションが縮みすぎてボトムアウトしてしまうらしいので、よろしくないとのこと。

では50%って何?って、50%では伸びも縮みもしないところ。それでは100%は少し縮んで硬くなる為コントロールしやすく、かつしなやかさも残ってる状態であるらしい…

なるほど…その数値上をどう言った曲線で変化するかがビルダーの腕の見せ所ってわけですね。しかしその理想は各ビルダーのブラックボックスらしいです。

 

例えば私のバイク シングルピボットwith リンクってやつです。いわゆるシングルピボット族なのでICは動かずメインピボットに固定ですね。

この図のように大体85%ー95%ぐらいの間を動くぐらいです。グラフにすると単純な構造なので直線になるはずです。

それに比べて先に例を出したpivotのバイクでは、ICが動くのと、ICは必ずしも直線では動かないのでグラフは曲線となります。


先日もお借りした動画です。ICの動きの一例ですね。

シングルピボットよりもアンチライズはダイナミックに変化させることができるので、例えばボトムアウト付近まできたら、あえてアンチライズ%を50%以下に設定することで逆にサスが伸びる設定にすることでマシントラブルを避けるって設計もできるってことですね。

 

ここら辺がシングルピボットから4バーなどの複雑なシステムにする最大の利点となってくるわけです。高度にバランスが取れたマシンを目指す!って感じですね。

 

ででですよ!これなら正解は出ているような気がしますけど、このアンチライズについては前にも触れましたが、ライダーによってある程度の趣味があり、ブレーキング時にフロントサスが縮むとサスが固まるのでコントロール性は上がりますし、そもそも前荷重になってる為 曲がりやすいわけですよね。後ろについても同じでどれぐらい固まり、かつしなやかな動きも両立できているかがポイントとなるわけです。

これって前後の体重移動が肝になってくるわけで、ライダーの技術 趣味 バイクサイズ 癖…と言った種々のファクターとなってくる為、ライダーの中では神話だのあまり重要なファクターではないと言った意見も目立ちます。(今のバイクの完成度が高いので言えることと思いますけど…)

 

しかーし、私は永遠の初心者として安全なバイク万歳です。ある程度の知識を持ちつつ、ビルダーさん達を応援いたします!とりあえずボトムアウトするぐらい使い切ってみろよ〜って話!とりあえず乗りに行くかな〜!

 

というわけで今回のリアサス考察「MTB リアサスペンションは難しい」シリーズは一旦終了です!もし全部読んだ方がおられたら、お疲れ様でした〜ありがとうございます。

次回からは今回見てて特に気になったリアサスシステムなんかについて書きますかね!

ちょこっと解析ソフトについて追記しました。どうぞご一読を!

 

ではでは皆様にもよきサイクリングライフを〜!

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