前回ネットで言われるLefty(レフティ)Cannondale 利点を書きましたが、キャノンデールサイトに動画の形であったので、こちらも書いておきます。
構造についても説明があったので書いときたいと思います。下に動画も貼り付けておきますがよくリンク切れたりするので、今のうちにスクショして説明加えておきます。
ざっくりですが、重要と思われた部分のみ訳してます。動画かっこいいです。一見の価値あり!
まずどうして片持ちなの?ということですが、もともとレフティー開発以前にはヘッドチューブ内にサスが収納されていたんですね。画像の蛇腹部分 フォークとヘッドチューブの間がトラベル量になります。
でもこれではトラベル量増加に伴い、ヘッドチューブより下の部分が長くなりすぎるために、自転車のフロントが高くなりすぎる。そこで、ヘッドチューブ内から片側に寄せたのがレフティーというわけ。両方あったものを一本取るといった発想ではなかったんですな。ふむふむ。
で、片持ちのサスペンションは戦闘機などでも採用されているので、そんなに珍しいものではないとのこと。なるほど。
ハブの軸もサスペンションと一体型で高強度。はーん。
一本なのになぜねじれないのか?それは中が角ばっているから 8角とアウターとインナーの組み合わせなんですな。
そこにニードルベアリングと言われる、針のような金属をコロコロ転がるようにして
4面に配置。それにより
スムースに上下動ができ、強いブレーキング時でもハンドル操作 路面からの衝撃時にも引っ掛かりや渋さが出ないと
しかも、キャノンデールの言うダブルクラウン。下だけでヘッドチューブに止めるのではなく、上下で挟み込むように二カ所で止めることにより剛性アップと。なるほどなるほど。(Lefty2.0からLefty ochoへの軽量化進化によりダブルクラウンではなくなったようです。)
最後にまとめると
・スムーズな挙動
・高い剛性
・高い耐久性
・この剛性や性能を確保した中では最軽量
とのことです。キャノンデールも強さを考えると最軽量と謳っているだけで、重さは自覚しているんですね。(2019年モデルに搭載予定のLefty Ochoは250g 軽量らしく期待ですね)
で、きになるところですけど、今の2018年モデルでは下のモデルにレフティが採用されているんですが
エンデューロ オールマウンテンモデルにはラインナップがない…
近くにあるキャノンデール好きのショップオーナーさんに聞いてみると開発費がすごい掛かるそうで、昨今のトラベル量増加についていけてないそうです。なので、今の所130mmまでしかラインナップできてないので、エンデューロなどでは採用されてないと…あとはバイクの値段も総じて高くなりますしねとのことです。
ちなみにその方に聞くと、やっぱりスムーズなサスの挙動は他にはないそうで、ハンドル操作も軽くてレフティは完成度が高いと言っておられました。(ジギル他いろいろ乗られてます)
進化を期待ですね。