ホイールの真ん中には軸となるハブがついてます。完組のホイールしか手にしていないとホイールを一個の部品ととらえがちですが、これにも深い規格の世界が潜んでます。
ハブにはフロントハブとリアハブがあります。上の写真はリアハブです。10sのスプロケットを外した状態。銀色の部分がフリーハブボディーで真ん中の赤い部分がスルーアクスル の収まる軸の部分。一般的にはこんな感じですが、シングルスピードの場合フリーハブボディーはついてない事もあります。
フロントハブにはこのフリーハブボディーかチェーンの収まるコグは無いですので幅は狭くなってます。
では、ハブの規格を見ていく上で大きく分けていきますと
- 幅
- 軸(アクスル)の太さ 種類
- スポークの穴の数
- ブレーキの仕様
の4つに分けられます。あとはリアのみになりますが、
- フリーハブ ボディの有無
- フリーハブボディー形式 大きさ
が追加されます。
規格まみれですね…小さなパーツですがかなり重要部品なので価格も様々。一個一個見ていきましょう。
幅
フロントは100mm(old) 110mm(boost) の基本的な二種類。近頃のブースト規格で110mmに延長されてます。ここにファットバイクの規格が増えて、135 142 152mm幅が増えてます。またバラバラな感じですが、なんとなくリアハブの規格の流用な感じかな?
続いてリアは135mm (old) 142mmがあって、148mm(boost)となってます。ここにダウンヒルなど剛性が必要なものに150 157mm幅があり、またまたファットバイク用に170 177 190 197mmがある感じの模様です。
軸(アクスル)
次にアクスルですが、これは前後共通で、昔からあるクイックレリース (QR)とスルーアクスル と呼ばれる現在MTBではほぼ以降が終わってる規格。ロードでもディスク化とともにだんだん主流になりつつある感じですかね?そこにピストバイク BMXなどはネジ止めのもの。いわゆるBMXのペグをつけれる仕様です。
QRに関しては9mm 軸ですが、スルーアクスル については10 12 15 20mmがあります。10mmスルーアクスル はある程度9mm QRとの互換性があるそうですが、完全に丸い穴に差し込むスルーアクスル と下からはめ込むQRなので、そもそも機構が違う事も注意です。
太い物から細いアクスルへの変更などはアダプターもありますので、コンパチ仕様になってたりもしますが、ここら辺も作業される前に要確認です。
それと、この軸仕様はカーキャリアなどに積む時のアタッチメントが必要になる場合もあるので輪行を含め自走以外での移動される場合は注意点として付記しておきます。
これの二点が自転車フレーム側との話。次にリムとの関係です。
スポークの穴数
これは簡単です。24 28 32 36穴となってまして、リムの穴数と対応してる感じです。ですのでハブの穴数とリムの穴数さえ注意しておけばオッケーです。MTBなら一般的に32穴が多いと思いますが、より合成を求めるDHとかトライアルモデルなんかでは36もあります。
ちなみにファットバイクのリムに64穴表記などがありますが、基本的に32穴と思っていただければと思います。二個に一個選択といった感じですので倍の数が表記されてる感じです。もしくはデュアルラインとかの表記とともに32穴と書いてますね。実は64個穴はあります。
ブレーキ仕様
リムブレーキとディスクブレーキのどちらか(コースターブレーキなど特殊ブレーキは除きます)の2つに分けられ、ディスクの場合台座がないとつけられません。ディスクがある分スペースがとられるため、剛性的には不利にはなります。
もちろんディスク台座無しのハブには基本リムブレーキ対応のリムが必要になります。(ブレーキ無しや、固定ギアの場合は関係ないです)
ちなみに今の台座の主流はシマノのセンターロックとその他は6ボルトとなります。シマノのセンターロックの方が軽量化には有利だそうです。
フリーハブボディーの有無
続きましてリアハブのみの話ですが、スプロケットをつける部分がいわゆるフリーハブボディーですが、それががあるか、無いかです。シングルスピードのの場合はフリーハブ付きのコグを取り付けます。
フリーハブボディーがある場合はシマノ(11sまではシマノと共通) スラム カンパニョーロでフリーハブ形状が違う上に何段かで長さが違うため、注意が必要。最近では12段化に伴いよりややこしい状況に…
なので、何速でどこのブランドをつけるかによって使うハブも変わるというわけです。
というわけで、これだけの種類と組み合わせって…ってなりそうですが、全通りの組み合わせがあるわけではもちろんなく、ある程度絞っていけば見つかるのと、有名どころHOPEのハブなどは幅さえ合わせればアクスルの太さは専用アダプターで合わせるので本体は同じだったりと無駄がない構造になってます。
と、だらだら書きましたが、今回はこの辺で!
皆様にもよきサイクリングライフを!