前回ダートジャンプ場に連れ出すも、天候に恵まれず思いっきり乗れてなかったDa Bomb CR8。
今回は山に連れ出すことにしました。山でも24インチタイヤでどこまでいけるものか?と 楽しみにしていた休日の到来です。(CR8のカテゴリー 一覧 ダートジャンプ バイクを作ろう はこちら)
行った場所は矢田丘陵(詳細はこちら)、いつも行くMTBとの共生を図るトレイルです。近くにテストフィールドがあるのは本当にありがたい。
まずは自走で矢田丘陵を目指すのですが、片道10キロ弱の道のり。天候はあいにくの曇り空で、午後3時ごろから小雨の予報となってました。息子を駅まで迎えに行かねばならないので、午前中にチャチャっと30〜40キロ走って試して帰れれば!と意気込み出発!
何と言ってもハードテイル!フルサスよりもペダリングロスも少なく、タイヤもセミスリックな感じのシュワルベ Table Top!自走は楽だけど、山ではグリップするかな〜と不安に苛まれつつ出発。
ちなみにCR8の重量はペダルなど込みの完成重量で13.9キロ。私の愛機Cannondale Habit Carbon3はドロポスつけたりした影響か13.0キロ。カーボンフルサス Lサイズにしては軽いですけど、ワンバイ化したりして軽量化はかってる割には体重微増です。
まあそれは置いておいて、1キロ近く重いCR8 クロモリなので仕方ないかな?他のGT Specialzed Scottのダートジャンプバイクがシングルスピード仕様で12.4キロ前後なことを考えると結構重量級の仕上がりですが、Kona シュレッドDJ3は変速付きで15キロ。Specialized P3に変速をつけた方も13.9キロだよ。という情報もいただき、重量は妥当な線であることを知りました。
前置きが長くなりましたが、山への往復も含め、インプレしていきます。
舗装路走行
やはりシートポジションに難ありですね。シートポスト伸ばしても低めなのでしんどいです。ハードテイルになると楽かな?と思ったんですが、Habitおそるべし。ドロッパーシートポストの導入も視野に入れたいところですが、ダートジャンプ 用と考えると邪魔かな…
スピード
やはりタイヤが小さいため中速域の巡行も大変です。そのぶん漕ぎ出しは軽いです。例えばちょっと登りで足をつく場面、Habitでは反動つけて乗る場面でも、CR8は座ったままでグンっと踏めば結構安定速度まで上げやすいですね。重心の低さとタイヤ径の小ささのなせる技かな?
グリップ
グリップはタイヤ径が小さい分、接地面積も小さくなるため、登りで空転してしまいやすいかな?コーナーでのグリップに関しては意外と踏ん張ってくれてましたが、履いてるタイヤがセミスリックよりだったので、余計に滑りやすかったかも??
コーナリング
ここは推し所。基本 ホイールベースが同じでも27.5インチと比べると24インチ の場合3.5インチ全長が短くなります。約9センチ程度ですが、かなり取り回しスペースが小さくて済むので、狭いコーナーなんかではかなり活躍してくれます。
障害物
木の根っこなどの段差は苦手ですね。タイヤが小さい分どうしても同じ段差でも突き上げ方が変わります。結構コントロールしないとゴツっと止められてしまいます。スピードに乗っていると20mmスルーアクスル とダートジャンプ 用の硬いサスの効果で跳ね上げをくらいます。剛性が凄まじい…
あと木の根っこをまたぐ時も滑る滑る…特にリアがゴニョゴニョと落ち着かないですね。ハードテイルとタイヤ径からくる接地面の少なさがこうさせるのでしょう。
と書いていくとマイナス面が目立ちますが、総評として楽しいです。まずハードテイルから入って技術を磨いてからフルサスの流れが一般的だろうと思いますが、結果的に逆から入った私にはフルサスのありがたみを感じつつのライドとなりました。
タイヤが小さいのでさらにテクニカルですし、しっかりバイクの挙動を抑えてグリップし続ける難しさ。これが楽しさなんですよね。
あと、車体の小ささは知らないルートを探索するパスファインダーとしては非常に優秀!引き返すとか狭いところを担ぐ時にも邪魔になりにくい!
この車体をうまく乗りこなせたら少々ハイスピードコース行ってもフルサスの機能を引き出せそうです。
とりあえず、なんとかしなきゃいけないのはタイヤ。パンプトラック用に地面に対して攻撃性の低いタイヤを選択してますので、早急にトレイル用のタイヤを準備せねば!
それと…これは完全に私のミス…
シートクランプが緩くてサドルが下がる…これも早く買わねば…
と色々勉強なトレイルデビューとなりました!MTB最高です。
ではでは皆様にもよきサイクリングライフを〜