前にも少し書いたが、旧レフティーは周りも含めてどんどん独自規格となりつつある。もちろんダブルクラウン採用してる分、ヘッドパーツ周りがややこしい構造にはなってるのは確かなわけだが、そもそもステアリングコラムが太い。ここら辺のことがOcho登場により加速してきている。(詳しくはこちら)一応書いておくが、Ocho ユーザーには関係ない話です。
簡単に書くと今の主流はテーパーコラムだ。その前はオーバーサイズ。
テーパーコラムは下が1.5インチ上が1 1/8インチとなっている規格。オーバーサイズが1 1/8インチのストレートになっている。
ということはステムを取り付ける部分はどちらも1 1/8インチであるわけで、主に売られているステムは言わずもがなである。というよりそれしか売ってないと言っても過言ではない…
ということはステムの角度調整などが事実上不可能ではないにせよ、ほぼ無理。長さ角度を選ぼうにもどっちつかずで手を打つしか無くなるし、試して煮詰めて行こうか…とはいかない。
ところで最近私はクロスカントリーに目覚めつつあり、登りをうまく乗りこなしたいわけです。
私の激坂登り三か条とは
- 後輪滑らせない
- 前輪浮かせない
- ラインどり
この三つ。これが目下の目標です。基本的に前の二つはいかに自転車の真ん中に荷重できるかにかかってます。タイヤを浮かせないように前に加重しすぎると後輪滑るし、逆は前輪が浮く。ゆっくり漕ぎながら真ん中を意識してるわけです。
ここで必要になるのがハンドルの低さ。激坂になってくると自ずとステムと胸が近くなり、ハンドルが高いとなかなかここが難しいというか、限界が見えてきます。(下手なのは承知してます…)
なので最初に戻ってハンドルを下げたいと…(機材でごまかそうと…)
でもそれを阻止してくるのが1.5インチコラムの不自由さ。調べてみても適当なものがないし、海外通販では少しあるけど…って感じ。
前紹介した方法で、コラム径を変えるか、専用のステムOPIシステムのステムに変えるか、と言った感じ。いずれにしてもお金がかかるなあ…またもや専用工具もいるしなあ…
ライズがマイナスのハンドルもありかな…?
って事でとりあえず、コラムスペーサーで調整するか!って事で(笑)。確認すると5mmが3枚入ってました。これは朗報。
本来ならステムキャップはネジ止めしてステムが引っこ抜けないようにしっかり止まってるはずですが、leftyは違います。ただの蓋です。
爪で引っ掛けて蓋をとったらこんな感じ。タイヤが丸見え。泥だらけですね。
とりあえずステムを緩めて取り外し。
コラムスペーサーを三枚取り出しました。緑のスペーサーにキャノンデールのロゴが。
無くなったら悲しいのでこの緑だけにしてステムを戻し
余った二枚を上に移動させて完了。あまったコラムスペーサーも貴重ですね。これらはキャノンデール取り扱いショップに問い合わせればなんとかなりそうですが、大事大事。
結果、たかが1センチされど1センチ!これほんと変わりますね。かなり登りやすくなりました。
だがしかし!登れる → 乗車率上がる → 心肺に来る…ってまたもや壁が…
とりあえず泥だらけショット!MTB乗りの習性でどうしても撮っちゃいますね〜楽しんだ証拠です。まあまあえっちらおっちら頑張ります。これで物足らなくなったら本気でステム周り考えますわ!
そうそう、この間(こちらこちら)騒いでましたBB30問題ですが、あの後問題なくいけてます。よかったよかった〜。
何があっても可愛い愛車。Habit 次も頼むぜ〜!
ではでは皆様にもよきサイクリングライフを〜