ディスクブレーキのアダプターには古い規格順で
- インターナショナル
- ポストマウント
- フラットマウント
の三種類があり、今の所アダプターでフレームへの取り付けの互換性は保たれています。なので、フレーム側にどのマウントがついていようが基本、今市販されているポストマウント用ブレーキ本体(キャリパー)はつけれると思います。しかしその逆、インターナショナルマウントブレーキ本体をポストマウント台座につけるのは不可能と思われます。(ディスク径の制約はありますが、2020年現在一応ありますが、古いインターナショナルのキャリパーをお持ちで再利用する以外は利用価値はないと思われます)
ポストマウントにフラットマウントがつかないか?というとフラットマウントは今の所ロード用に新設されたマウントで、ディスクローター径が140mmに設定されていることが多く、それより大きいMTBに一般的規格160mmの規格になってくるのでまだアダプターの余地も残されています。それと強度のポストマウントと軽量 空力に特化しているフラットだと、今後MTBでポストマウントが絶滅ということもないかもしれません。(2020年現在フラットマウントのキャリパーをポストマンと台座につける台座は無いです)
話は戻りますがインターナショナルマウントに関しては調整の難しさから今はもう新車フレームでは見つからないマウントになってきていると思います。事実上の廃盤規格。しかし旧車を触っているとインターナショナルにも結構出くわすと思いますので、今お持ちの自転車がインターナショナルだよという方で、ディスクブレーキ本体もその規格のまま使われている方がおられるのでしたら、ポストマウント変換アダプターだけでも購入されておいた方がいいかもしれませんね。
或る日突然完全に廃盤、デットストック探しに追われるということにもなりませんので。ちなみにアダプターは前後違うので、前輪用 後輪用をそれぞれ1個づつ残しておかれるといいかと思います。
上のアダプターはインターナショナルマウントからポストマウント160mmポストマウント用アダプター。
というわけで、旧車をいじったりする私には結構必須アイテムの一つです。廃盤になるとフレームが完全に死んでしまう可能性が出てきますので、何かと規格の変更というのは困ったもんですね。
(マウント変わればキャリパーもあれこれって話はこちら)
ではでは皆様にもよきサイクリングライフを〜