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アーレンキーが足りない時…

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昨今アーレンキー(6角レンチ)の必要範囲といえば8mmまで。10mmといえば旧車をいじっているならばクランクを外す際には必須となってますけど、そろそろ旧車といってもシマノのホローテック装着されていると10mmなんて使いません。なので自転車工具から10mmが無いセットも見受けられることがあります。

ですので私のようにCannondale BB30とかでは必要になるので使ってますが、クランク周りのメンテ以外では出番なし!といった感じ。

そう書くと必要上限は10mm?って感じしますけどそれがそうでもない。一昔前からMTBで常識になったスルーアクスル。ロードでもディスク化に伴い12mmスルーアクスルが標準として定着しそうな勢いですね(こればっかりは読めませんけど…)

で、この12mmっってのがミソで、ハブを分解する時にアーレンキーが必要なことがある模様。

12mmのアクスルに干渉しない六角。要するに12mmの円が内接する六角といえばもちろん12mmアーレンキーとなるわけです。

これがとあるホイールの説明書にある図。12mmスルーアクスルのアダプターをハブから外す作業図です。

ここに六角12の絵文字があります。それが12mmアーレンキーの意味。

実物がこれ。12mmの円にが12mmアクスルの入るところ。その周りの6角がアーレンキーです。こいつを外さないことにはハブ内のベアリングには到達できません。

こんな時は単品買いするわけですけど、12mmってホームセンターにもあんまり売ってないサイズだったりします。

アマゾンでも数は少なく選択肢はあまりないですが、単品だったらそれほど高くないので、日々の整備に必要なら買わないとって感じです。

 

が、だがしかし!私の場合クイックリリースアダプターに変更するのが主眼。これ買って一回使った後、いつ今度使うのか分からん物は買いたくない…(そんな工具で溢れるのは嫌だ!)って事で外すだけならこんなんでもできるよ〜ってやつが今回の本題です。

 

そんな時は!日曜大工の道具箱をあさりますが12mmはソケットレンチはあっても六角レンチは無い…

ということで、こいつが登場!

六角のネジです。もちろん12mmのミリネジです。

当たり前だけどピッタシ!はいこれでこのネジを回せば〜って感じですが、そうそう容易くはないですよ!ピッタシとは書きましたが工具ではないのですこーしガタがあります。この大きさで舐めることはないでしょうが、一撃必殺で慎重にが鉄則。

このネジをを回すためにはナットを使用しますちなみにこのナットは13mm角でした。これを上下に付けまして、片方を持って回すと工具がわりになります。(一個だと回るんでね。当然ですけど)

時計回りに回す時はナットは締め込む方向に回るので外側を持ち。

時計周りなら逆の内側を持てばいいですね。

 

というわけでめでたく外れましたとさ!

という小ネタでした。まあこんな事する事は無いかもですけど、よーしニューパーツ!明日のライド楽しむぞーなんて時に夜、工具がなくてどうしようもねーってことが起きたらちょと思い出していただければ幸いです。

そもそも六角ネジも無いよ…って時は致し方ないですけどね…日曜大工のしててよかったよ(笑)

最後に注意点として書いておきますが、10mmレンチ無くて〜って場合でクランク外したい〜なんて時はこのテクニックはお勧めしないです。クランク周りの締め付けトルクは舐めちゃいかんぜよ!

それとあくまで応急でって事ですので家具とか壊してとっちゃダメよ!早く工具買ってね〜!

 

ではでは皆様にもよきサイクリングライフを〜!

 

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