MTB用のゴーグルについて今回は少し書いていきます。購入の参考になればと思います。ウインタースポーツ用のゴーグル転用を考えている方にも参考になるかな?って事でまとめてみました。
そもそもMTBでゴーグルといえばダウンヒル用になってくるかと思います。いわゆるフルフェースのヘルメットにゴーグルスタイル。
この時のゴーグルってどんなんでもいいの?っていうとそうでは無いです。まずはゴーグルとネットで検索すると(水泳用などは除く)
- スキーなどウインタースポーツ用
- モトクロス用(MTB含む)
に分かれると思います。
この二つは実は似ていますがちょっと違います。
スキー用と比較してモトクロス用は見た目では非常に似ている商品もありますが、必要な要件が違うので実は別物です。
モトクロス用はレンズが固く保護性能が高いです。一方スキー用は曇り止めの為にダブルレンズと言ってレンズが二重構造になっていて空気層がある為曇りにくい。しかも吹雪いてくると凍りついてくる為にシングルだと視界が確保できなくなることもあるそうです。しかし構造上視界の歪みは避けられない為、スキー用のゴーグルは普段のモトクロス用には向きません。
最近ではシングルレンズでも球面レンズにすることでゴーグル内容積を高め、曇りにくくしているものもあるそうですが、視界の歪みは避けれない点と、球面でもダブルレンズになってたり、後は光学性能で歪みを低減したりなどなどしてると○万円ということになりますね。
ちなみに球面レンズは硬いそうです。
で、どうなのかと言いますと硬いと言っても球面の高価なウインタースポーツ用のやつとかはモトクロス使用には勿体無いしという感じ、視界の歪み問題もねえ…って事で、どっちか兼用にしたいよって事なら曇り止め性能には難点があるもののモトクロス用を流用した方が良さそうです。もしものためにはサングラスも準備しといた方がいいかも?サングラスだったら風がツーツーなので曇りにくいしね。サイクリストなら一つはあると思うし。
それとモトクロス用にしか無い性能として
このレンズの端に付いているイボのようなものがあります(付いてないモデルもあります)。これはレンズに付いた泥をさっと避けるのと傷防止のためのロールとかピールオフできるフィルムを貼る突起です。汚れてきて視界が〜って時にさっと剥がして視界をクリアにするワイパーって感じのもの。もちろん擦ったら傷だらけになるのでコーティングを一枚一枚剥がす感じの使い捨てレンズを20枚とか貼り付けるためですね。
是非買うときは付いているか見ておくといいです。
モトクロス用だとこれは外してないと思いますけど、チェックポイントとして、
顔に触れる部分までの厚み。これが無いとヘルメットの厚みをかわせません。
私のゴーグルと息子のゴーグルを並べてみてもどっちもレンズ面あたりからバンドが出ていて、顔面との間に厚みがあります。
これが無いと上の写真のようにぴったり収まらないんですね。
そして余談ですけど
息子のやつもなってますけど、上の写真のようにバンドがついている部分が羽のように分離しているタイプがオススメ。これで無理に引っ張られている感が軽減されて、ぴったり圧着できます。軽く締め込んだだけでフィットするので縛られてる感が少なくていいです。
ちなみに私のゴーグルはスワンのタロンです。一応フラッグシップってなってますけど、7000円ぐらいで買えるのでいい感じで高性能です。
息子のは買ったのが2年経つのでよくわからないですが、
こんな感じのやつですね。ずいぶんお手頃価格になってて驚きました…書いてる時で4200円て…
まあまあこんな感じですね。私はスワンのを選んでる理由は眼鏡です。スワンのやつは少し幅が広く、私の 今は亡きカブトのフルフェイスにもあったから。
メガネに関してはあまり幅広のものでなければ眼鏡対応でなくてもかけれますからスワンの方が安心です。
というわけでだらだら書きましたが参考になりましたでしょうか?
ではでは皆様にもよきサイクリングライフを〜!