先日参加した関西シクロクロス美山ステージは前日の雨によりドロドロのコンディション。落車する選手も続出で、序盤は最後尾に近い私の出発から草ゾーン(パターゴルフ場)で17位まで上げていき、山でも落車や詰まった人を抜かし、おおこれは?!もしや一桁番台?なんて思う展開。
しかし、私にも泥の洗礼が…下りの途中ちょっとしたコブでコントロールを一瞬失い、そのままコースアウト…そこからの復帰は団子状態の序盤では容易ではなく、グッと順位を落とす…
それからそれから徐々に重くなる自転車…抜かされまくる展開…異変は泥詰まり…平地ゾーンでもダンシングで進むのがやっとにまでなって…泥詰まりの深刻さよ…
平地で泥が落ちるかなんて妄想はどこへやら、キャリパーブレーキと化した泥は取っても取ってもへばりつき、後輪が不動に…
というわけで規定時間は走り切ったもののお約束のラップアウトされ、終了。リザルト見ると半分以上の選手がラップアウト負けを喫していました。これはC3との混走になったのも大きく、トップ選手が速いってのもありますが、泣き言はそれまで。
これはレース中に泥をある程度取った後、レース直後の写真ですが、
赤射線部分に拳3個分ぐらいの泥が溜まり、タイヤとリムに接触、転がらない展開…フロントディレイラーを筆頭に詰まりまくりでチェーンステイとタイヤの間のクリアランスはゼロ…そりゃあ進まんわって感じ。
これを短いレース中に3回落としました…。
その後は息子のレースを応援、息子練習不足と体重増加もあり全くの結果…
結構メンタル的には折れやすいので、キッズレース前に降り出した雨でモチベーションが下がる下がる…。それまではいつにも増して試走に取り組んだり、バイクもマウンテン シクロバイク二台持ち込みで乗り比べたりなんだか今日は違うぞ!って感じでしたが、結果は致し方なし。
開けて月曜に少しだけローラーに乗ってるかと思いきや、ローラーの上でテレビを見てましたわ(笑)まあええか。
それはそれとして、悔しいのが私の結果…キッズレース後に雨も上がり、上位陣のレースへと進みます。C2 ジュニア CL1のレースは見応え十分。雨の影響でさらに泥度合いがましたコース。相次ぐ落車に選手もヒヤヒヤ。でも不思議と落車して泥まみれになろうが、メカトラで担いで走ろうが、みんなどこかヘロヘロの中にヘラヘラしてる感じ(笑)全てを受け入れてこれがシクロだ!こけてなんぼじゃ!汚れてなんぼじゃ!って泥自慢の様相にはなかなかです。
でその後はトップカテゴリーのC1。私はピットのサブとして入り、洗車部隊になりました。ピットでの機械洗車はなかなか難しいというかマナー面もあるので、ピットからもらった泥付き車両を外で洗う係。これはいい経験になりました。
電動フルプラ大活躍〜って水不足になりましたわ。2台分しか水用意してなかったから。でも、水供給を受けてなんとかやり遂げました!
私も先に書いたように泥詰まりで自転車が走行不能になり泥を掃除しながらのレースになりました。このC1のレースでも走行不能になる選手が続出。その傾向をじっと見たり、いろんな方と話す機会ができたのがすごくいい時間でした。
なんといってもまだ条件の良かった私のレース時間、泥詰まりで走行不能に陥ったのは私のみらしく、他の方は重たいながらも後輪が回らなくなるなんてことまではなってなかったとの事…嫁や応援してくれてたチームの方から聞きました(笑)
そこで次を見なければって事で泥対策を一個一個考えてみる貴重な経験。
まず泥が詰まって他選手の傾向。
- カーボンフレームの選手が多く、タイヤクリアランスが狭い車種は余計に詰まってました。それに対してクロモリなんかの細いスチールフレームは排泥性が良く、詰まりにくい傾向。
- 大柄選手の方が不利か…体重分泥にタイヤが刺さりやすく、泥をかき集めやすい模様
- 降車時に担ぐか押すか。降車するほどの泥地帯で自転車を押すと泥が余計に付きます。担いでる方が速いし、結果泥がつかないので楽になる。担いでる時に泥を拭う選手も…すごい余裕だ!でもそれが結果につながるのか…
- やっぱりフロントシングルの方が詰まりが少ない傾向。
後はタイヤ選択 マッドタイヤもあるけど、結構オールテレーンの選手が多かったかな?そこら辺はちょっと観察不足。
後見たというよりも聞いた話が、ワックスがけ、事前の洗車の徹底との事。汚れが泥を呼ぶから絶対だそうですね…反省だ…特にプーリーの掃除はめちゃ重要と言われました。
ワックスがけもしっかりせねば。カッコばかりであまりフロントディレイラー周りとか入念ではなかったわ…
というわけで色々検証した結果、
- 体重重過ぎ…これは解決せねば…来季に向けて頑張ります。
- ワックスがけなど取り組みます。
- フレームに関しては仕方ない、相棒と頑張ります。
- フロントシングル化?これもちょっと現実的ではないかな?貧脚を補うのにやっぱりフロントダブルは必要。
- スペアバイク?もっと無理…
- 担ぎの精度を上げて、そのためにも降車 飛び乗りを強化してスムーズな担ぎができるようにする!
これかな?現実路線は減量 ワックス 担ぎの練習かな?
とにかくがんばります!
あー疲れたって事で、皆様お疲れ様でした〜結果はどうあれ、エキサイティングな観戦と、色々収穫の多い1日。
もうちょい泥対策を個別に掘り下げて自分の中に落とし込んでいきましょうかね!
ではでは皆様にもよきサイクリングライフを〜!