今回、兼ねてから企画はしていたものの手をつけてなかったMTBのチューブレス化。
以前に一度チューブレス化させてみたものの、喜んですぐにトレイルに出るとエア漏れ発生でリムからタイヤ外れ…それもやっとの思いで到着した山頂からの降りすぐでの出来事。
あの悪夢は思い出したくも無いわ…だって登って終わりは辛いぜよ…
って事で、チューブレス化を拒み続け、知らぬ間にシクロ車はチューブレスしないとなしれないわ…って事で先を越され…と今に至るわけです。
シクロクロス用のZink 私のお気に入りシクロホイール。何がって?見た目…。ガッチリしてるし、私レベルでは不満の無いホイールです。こいつはチューブレス運用しかほぼした事ないです。問題なく運用中。
というわけで、軽量化とかその他諸々ありつつも、MTBのチューブレス化なぜしないんだ?という話になるわけですよ。レースとかでチューブレスタイヤのはめ替えとか手伝ってるので、作業的には別に問題ないしね。
で、そこで随分と時間を置きましたが前回の失敗を振り返りますと、それはサイドウォールからのエア漏れです。ビードがハマってなかったとか、リムテープがチューブレス様でなかったとか、そう言った初歩的なものではなく、単純にタイヤからのエア漏れです…
そもそもタイヤ自体もチューブレスレディータイヤということもありましたので、安心してたんですけど、それまでも結構チューブ入れて乗ってたんですね。その分の劣化というのもあるかも知れない?!って事で、とりあえず撤退したってわけです。だってね水につけたら金魚鉢のエアレーションとまでは言わないですけど、ぷくぷく全体から漏れてましてね。そこにいた全員がこれ本当にチューブレスレディーなん?ってタイヤを調べたほどでしたから(笑)
そして昨年の5月に変えたのがこのタイヤ。ミシュランのMTBタイヤで前後のパターンを変えてます。(それでももうすでに8ヶ月も走ってきたのだな…前回の不安が過ぎる…)
このタイヤ自体はコンパウンドも柔らかモチモチで最高ですね。正直V字の轍を通した時にサイドが食いつきすぎて壁を登る勢いですわ(笑)いい感じ。で、27.5x 23.5の表示の下に輝くチューブレスレディーの文字。今の時代、ある程度のMTBタイヤでチューブレスレディー以外を探す方が難しくなってはきてますけど、しっかりチューブレス対応です。
はい、後輪から作業開始。とりあえずチューブを引き出していきます。この日は雨だったのでゆぶねMTB LANDに詰めてましたがノーライドの日。作業にはもってこいの分かった人が周りにたくさんいる環境です。感謝感謝。
タイヤのビードが外れなくって大変でしたが、それも安心の印。低圧でもはまるぜーってやる気を感じますわ。外れないから右往左往してたら助太刀の方も来ていただき感謝感謝。無事チューブレスバルブを装着しました。
シーラントは多めの120ml入れまして、一気にブースターで加圧 ビード上げを行いました。後はシーラントを行き渡らすようにクルクルと横を向けて裏向けてとドジョウをすくうが如くしばらく動かし続けます。
続いて前。前が問題でして、いわゆるレフティーのホイールって工具ないと外れないんですよね…めんどくせえ…時間がねえ…ってなってきて、そのままやっちゃうか!ってなったわけです(笑)
レフティーこんな感じですね。フォークの片側がございません。
で、つつがなく前輪も終了。よかったよかった。最後はゆぶねMTB LANDの終了作業にも間に合いました。
で、すこーし車までの移動でもタイヤがさらに柔らかく、そして転がりやすくなったのを実感しながら…帰宅…
ででで、上の写真…ビードの少し上らへんから細かい泡とシーラントが…
まずい…これはこれは!前回の悪夢の再来って感じなんですけど、タイヤのサイドウォールからの発泡です。でも今回は前回ほどではない。大丈夫だ!大体5mmぐらいの穴を塞ぐことができると謳うシーラントだよ。こんなちっさい穴塞げないわけがない!っと言いたいところですけど、次の朝には完全フラット化(笑)
原因は分かってます。シーラントが行き渡ってない。後輪はちゃんとしてるのに前輪がっていうのはおそらく個体差もあるとは思いますが、タイヤのサイドまでちゃんと行き渡らせるためにタイヤを水平にしてなかったんですね。レフティーにかこつけてホイール嵌めっぱなしで行った天罰が…
後日ちゃんとやります。ちゃんとしたビード上げから何からの記事もアップしてなかったので、心してかかりますわ!失敗するのも人の常。失敗を伝えるのもこんな個人ブログの使命でございます(笑)
(改めてチューブレス化を果たしましたので、チューブレス化のコツと対策についてはこちら)
ではでは皆様にもよきサイクリングライフを〜!