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Cannondale Habit Carbon3 2016を近代化?アップグレードカスタム!

チューブレスの味方!タイヤインサートあれこれ

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前回紹介したCush Coreなる商品。詳しくはそちらに譲るとして、他者からも色々出てるのでネットの声も交えて今回は色々みて行きたいと思います。まずご理解いただきたいのはこの商品たちはチューブレスが前提です。

まずは本元のクッシュコアの謳う性能は色々あるとしましても、まず大きな点はリム打ちによるタイヤダメージ軽減(チューブレスタイヤはチューブが無いのですが、最悪タイヤ自体に穴が開く、もしくは大きくなくてもスローパンクが発生します)とリムダメージ軽減です。

それにならった商品を並べて行きますと、

まず参考になるのがクッシュコアHPからの抜粋ですがこの表。

ライバル視しているのが

  • Flat Tire Difender
  • Hack Norris
  • Schwalbe Pro Core

です。一番右側は普通のチューブレス使用した時ですね。

あと最近ではヴィットリア から発売された

  • AIR-LINER TIRE INSERT

あたりも有名どころかもしれません。とりあえず一個一個特徴を見て行きます。

 

Flat Tire Diffender

クッシュコアと同じ感じですが、

これを見ても分かる通りインサートは楕円形ですね。ビード抑える機能は弱そう、でもサイドウォールのサポート力はありそうな感じですね。動画とかでも確認しましたが、シーラントの吸い込みに関してはクッシュコア同様無いみたいで、その点は良いのと、海外通販でしか手に入りそうに無いですが、価格的には半額とまではいかないもののお安い設定。

重さは250gぐらいでクッシュコアよりも重い設定。

 

Hack Norris

言わずともしれたダウンヒルで有名なシリーズですね。このタイプの商品ではクッシュコアと同じく古参です。

この商品は板状のインサートを入れるタイプ。

こんな感じで効果を発揮するので、基本的にビードは守れずサイドウォールサポートもしないタイプ。でもその分保護効果に段階をつけて厚みが3段階あるのと、なんといってもタイヤの脱着が楽。ってか、普通にできるみたいです。愛用者は元々サイドウォールも硬いタイヤを履いているダウンヒラーがリム打ちのみに特化したモデルって感じですね。

それと厚さに応じて120g 200g 250gと3段階。幅も3段階 薄くて細いモデルだと75gぐらいらしい。厚さ次第では軽量モデルと言いたいところですが…

一応メーカー的にはあまりシーラント吸わないって事ですけど結構吸うみたいですね…重さ的にはその分プラスしないとシーラントタイヤに回らないかも??

お値段は前後で1万円とこの手の商品ではお手頃かな?

 

Schwalbe Pro Core

これはまた違ったタイプのインサートです。

見た目的には同じやんって言われそうですが、実は…

こんな感じで中の青いチューブ状の物はまさにチューブになってまして、中を4〜6barまで上げる。そしてタイヤとチューブの隙間は低圧のチューブレス仕様というわけ。

チューブレスなのにチューブありな構造になってます(笑)このシステムはバルブが一つで2箇所に入れれる特殊構造になってまして、かなり複雑なシステム。推奨気圧が0.8が示す通り超低圧まで下げれる代物。ビード固定も高圧での固定で、、もしものパンク時も中のチューブがパンクしてなければの話ですけどランフラット性能は群を抜いて高そうです。

パッケージも高級感たっぷり、インサートコアのチューブ前後とバルブ シーラントまでついてますが…4万円…お高い…

重量は200gとそれなりの重量ですが、他と比べれば普通か軽い方ではありますね。しかし4万円。

機能的には他に比べるとビード ランフラット以外の部分、サイドウォールなどに関しては弱い、しかしメーカー曰くは、トラクションがかかった時とかのタイヤのずれなども最小限に抑えれる為、走行の効率は上がるそうです。シーラントの吸収ももちろん無し。気になるシステムではあります。

 

ここら辺までは以前よりあったシステムですが、私が知る限りでは後発で乗り込んできたのが、タイヤメーカーのVittoria。

AIR-LINER TIRE INSERT

これはほぼランフラットタイヤ的な見た目ですけど、上下に空気室が設けられ、低圧性能の調整ができるようになってます。柔らかさ等など不明な点も多く、サイドウォールのサポートは良さそうな感じ。でも空気室がちょっと小さすぎじゃ無い?ってかんじを受けますね…

重さも200g前後と標準的、Vittoriaのサイドウォールは個人的に薄い印象があるので、あっているのかもしれません。価格的には定価で1万2千円。前後でとなると倍ですね…結構するなあ…

で終わらない!2020年秋に発売されたグラベル仕様のこのインサート!クッシュコアに近い感じで、いい感じ!シーラントの吸収もないらしく、ある程度のサイドウォールも保持してくれる模様(シクロクロスの選手記事曰く)。空気室も大きいのでこれつけて5psiとか落としていけたらいいかも?

チューブレスバルブついて、なんと希望小売価格2800円。安く無いですか?47gの軽量だけにどれほどのクッション性があるのかは不明だけど、ビードも抑えてくれそうな形。一回試してみる価値ありかな?

 

というわけでチューブレスインサート色々でした。皆様のご参考になれば何よりです。(シクロクロス グラベル用のものも少し掘ってみました。ご参考にどうぞ〜!)

 

個人的にはVittoriaのグラベル(一番最後のやつ)を一回試してみて、良さそうだったらMTBにはクッシュコアと行きたなあなんてね。

 

ではでは皆様にもよきサイクリングライフを〜!

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