どえらい見出しで初めて見たが、一応言っときます。一攫千金ではないです(笑)
河原で遊んでいて、なんだかいろんな石転がってるなーって思ったことないですか？河原の石って色とりどりで、へらべったいのから尖ったものから、形も様々。そんな石の中には宝石も入ってるんだぜ〜って言ったら興味湧いていただけただろうか？
要は息子の自由研究ですな。チャリのブログのくせにチャリで行ってないが、そこは気にしない。嫁も混じれば片道20キロ弱だから行けるかなーなんて即却下である…今回はイベント参加なので遅れるわけにもいかないし父子ともども渋々了承。
今回は柴山先生主催のイベントに参加。柴山元彦先生についてはリンク先で確認していただければと思いますが、イベントの予約などはサイトからはできない模様で、色々なところに呼ばれておられる模様。今回のイベントは 天然石探し玉水ってやつです。ちなみに私は奈良の街コミ誌みたいなので発見し参加しました。
集合場所はJR奈良線の玉水駅。朝10:15集合して少し東へ徒歩で進み、井出町役場付近の木津川の河原で鉱石探しをします。当日は梅雨も明けた7月、連日の酷暑もあったので橋の下の影になったところで鉱石を探しました。
必要なものはトンカチとゴーグル 軍手。ゴーグルは100円均一などで売ってるもので大丈夫ですけどトンカチはホームセンターで1000円以上する丈夫で ある程度の重さも必要です。片一方が尖ったタイプ推奨とのこと。石を割る用のトンカチですね。
当日、玉水駅集合。参加者は子供連れ中心に40名ほど。木津川に向かってみんなで歩きます。朝10：15集合 午後2時過ぎ解散の予定でした。(暑いため熱中症対策として気温が上がりきる前に終わる予定)
到着後説明
- 木津川の特異性 なんでも木津川は流域が広いらしく、色々な山から色々な鉱石が集まるとのこと。他の川より種類が豊富らしいです。
- 石と鉱石の見分け方(午前3種類 午後3種類を教えていただき、探しました)
- 鉱石の成り立ち 鉱石ができるまで と 鉱石の年代一億年前の地層から出てきたなど驚きがいっぱい
- 石の見つけ方
- 注意事項など
あとは石鑑定は随時やってもらえます。
ひたすら石を探し、一喜一憂ほんとに楽しい一日を過ごせました。
そこで結果発表
石英の中に水晶の結晶があります。息子が持って帰ると聞かなかったのででかい石を丸ごと。くぼみの中に尖ったものがあるのが水晶の結晶。
これも石英の中に含まれるガーネット。赤い黒い点がガーネット
白い点々が紅柱石。右側の石を見ると細長い結晶とか断面になった丸い点が見えます。ところどころ赤色のものも混じってますが、風化で白く色が飛んでいます。
菫青石。すみれ色に結晶している点々ですが、ほぼほぼ色が飛んでいます。
チャート。少し透明がかったものも混じってます。透明度が上がってくるとメノウになるそうです。
黒雲母。黒くピカピカ光っていて綺麗なんですが、本命の黒トルマリンではなかった…残念
長石の中に白雲母が混じっています。
他 参加者の中には大きなメノウや黒トルマリンなどいろいろ発見された方もおられ、なかなか地味そうに見えて盛り上がりました。
こんな感じです。想像より地味ですけど、今まで何気なく見ていたものにロマンがあるなんて！って感じで、ほんと勉強になりました。息子もテンション高く、いつでも来れる河原なので今度はチャリで来ることを約束。息子の笑顔 プライスレス！
ちなみに これが今回参加したイベントの主催者柴山先生の本。私達もイベント後購入いたしました。先生からの直接購入で1500円でした。他にも色々ありますけど、子供となのでこれが最適かなと思いました。
この本には関西の鉱石採取できるスポットがたくさん載っていたり、化石のスポット あと鉱石の説明ものっています。子供用に詳しすぎず、理解しやすくまとまっていて、なかなか楽しいです。
皆様も是非 参加ください。特に今回は夏休みの自由研究には最適ですよ〜。一回目は是非 柴山先生とか地学博士の先生と行かれると、石を見る目が出来るのでいいと思います。先生も冒頭でおっしゃってましたが、一回見つかり始めると見る目が養われて、どんどん見つかるそうです。実際私共もそうでしたし、発見したものをその場で鑑定していただけるのはありがたい。私も童心に戻れました。
帰ってからは標本箱作り。息子と毎日 出勤前の時間を使って作っています。息子には初めてがいっぱいで楽しそうです。子供はやりたいを形にしてやると、どんどん進んでいきますね！と、親バカっぷり満載のリポートを終了します（笑）
ではでは皆様にもよきサイクリングライフを〜