先日クランク取れるという失態を犯してしまった私が言うのもですが、乗る前の点検は大事です。(クランク事件はこちら)
流石に取れるとは思わなかった私の甘さですね。
そこで改めて初心に戻って書きます。
- タイヤの空気圧を見る
- 一回自転車を10センチぐらい持ち上げて落としてみる
- ホイール接合部分。クイックリリースのレバーやスルーアクスルに問題ないかを確認
実際にまたがる前にチェックする部分。空気圧 ブレーキは当然として、パーツの多い自転車は不意なところが緩みます。なので落としてみて異音があればどこかにネジの緩みがありますので要確認。あとホイールとのコネクションも見ておきます。
次に
- ステムとコラムの点検
- ステムとハンドルの点検
- シートを捻ってみて固定されているか
この部分は結構 体重をかけていくところなのでしっかりみていかないと、丸いものを挟み込む感じで止めているだけなので少しの緩みが命取りとなります。確認しておかないといきなりグルッときます。ステム周りは前からタイヤを足の間に挟み込んで、グッとハンドルを捻ってみたりして緩みがないかをチェックしてください。
- ホイールを空回ししてみてブレーキがスレてないかチェック
- 実際低速でブレーキしてみてパッドのすり減りなどがないかをチェック
- 変速の確認
ここに関しては出発前の低速巡行で確認。一定間隔での異音はブレーキ周りから出ている可能性が大きいです。変速もちゃんと作動しているかをゆっくり走行しながらでもいいのでチェック。
ここからは毎回では無くても定期的にみておくところ。
- クランクの緩み
- チェーンリングボルトの緩み
- ブレーキの台座固定部分の緩み
大きな力がかかるところなのでここは定期的に締め直す感じで触っておいた方がいいです。
- サスの空気圧
これはMTBのエアサスならではですが、結構知らぬ間に空気圧が下がってきたりするのでちょくちょく見てます。これに関しては私の場合、山に行ってから調子を見ながらする方が多いですね。エアサスのポンプかその代用ができるポンプを持っておいた方が便利ですね。
私はこれをいつもカバンの中に入れています。携帯空気入れですがエアサスの空気入れ対応の高圧モードが付いてます。ちなみにゲージは見えにくいです。
その他には落車したとか心当たりがある場合はフレームを洗車時にしっかり見るとか、見落としがちだけどリアディレイラーハンガーの歪みです。
慣れれば数分でチェックできますし、毎回チェックする癖をつけましょう!玄関先に工具セットを忍ばせておくと便利ですね。あと車で移動の時にはトランクにそのまま積んでおくと安心です。
これが私が使ってるメイン工具箱です。一つにまとまってるので遠征にも、玄関先にでも場所をとらずにさっと出せて便利です!色々入ってますのでレヴューはこちら
皆さんも経験済みかもしれませんが、ちょっとした駐車の時も盗難も怖いけどイタズラはある意味もっと怖いです。私はスルーアクスル抜かれたことがありますので…乗る前に自転車持ち上げて落とした時になんか違和感がありまして、よく見ると後輪のアクスルが無い…もちろんその状態で走ってきてるわけがないのであたりを見ると、植え込みにありましたよ。スルーアクスルが…乗ってたら破損するところでした。怖い怖い。
あと知り合いはブレーキホース切られましたね。これは走行不能…油圧のブレーキホース切るとか悪質すぎです。
まあこれは極端な例かもしれませんが、実話なのでお気をつけて…
というわけで、皆様にも安心安全楽しいサイクリングライフを〜