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KCNC ビッグプーリー 組み付け!改造は改善か改悪か?

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昨年より一年近く寝かしていたパーツ。それはKCNCのビッグプーリー (KCNC Jockey Wheel System - Pulley Wheels for Shimano 6800/9000)でございます。私のシクロクロス車に装着するために購入しました。

いわゆるビッグプーリーが数万〜するのに比べてこちらは海外通販で5000円ぐらいで他の部品と混ぜて注文した感じです。シクロシーズンの終わりに向けてメンテと同時に取り掛かるつもりでしたが、シクロシーズンが終わればMTBシーズン到来!って事でなにかとなおざりにしてまいりました。

ちなみにこの黄色で囲んだ部分をごっそり入れ替えることとなります。これによりチェーンも2リンク(1コマ)追加せねばならず、チェーン交換も…って感じでなおざりに…そして今年もシーズンインって感じ。しかしコロナの事もあり私の2020〜2021年シーズンは1月半ばにして終わりとなりました。ってか2021年のレースまだ出てないまま…。

 

まあそれはさておきまして、このビッグプーリーのメリットデメリットについては前記事に譲るとして、私的には回転抵抗を抑える事はもとより、大きくなることが泥詰まり的にどう影響するか?これがすごく興味があるところです。清掃性(ブラシの到達性)は上がるはずで、排泥性もいいのでは?一方で大きくなることで、余計に泥がつく事もあるのか?とかとか。

悩んでても仕方ないので行ってみよう!まずは機材チェック!

裏から見るとこんな感じ。カッコええ〜上に大きなネジが二つ見えてますが、これはどちらか一方を利用します。後ほど組み付けで出てきます。

プーリーはナローワイドになってまして、チェーン落ち対策済みですが、ここら辺のデザイン如何でチェーン摩擦にもつながりやすく、なんだかカクカクのデザインに不安を覚えます…(プーリー自体は後からでも変えれますから信じて進みます)

それと普通のシールドベアリングで、セラミックベアリングでは無いので、重い感じの周り方。しかし回転数を考えれば十分軽快感は味わえるはず!

 

さて、ディレイラーの取り外しをしていきましょう。

この銀色の輪に見える、ハンガーの付け根を緩めていきましょう。

そうすればディレイラーがゴロっと外れます。(写真はケージの半分をもう分解してますけど、気にしないでください。頻繁に写真撮り忘れで戻ってます 笑)

もとい!もちろんホイールを外した状態 チェーンがダルダルの状態で行ってくださいね。ってか、チェーンは外しておいた方がいいです。

今回はチェーンを切るのが面倒だったのと、ケージの分解したらどうせチェーン外せるやんって事で無精してます…

指の指している先の三日月の様に見えている銀色の部分。これがケージとディレイラーをつなぐ間接部分のネジ。このままでは触れないのでケージを半分外します。

プーリーの中心のネジを2箇所緩めればパカっと外れてきます。右側のプーリーの真ん中にシールドベアリングがのぞいてます。アルテグラの証ですね。ここで晴れてチェーンから解放されました。

ディレイラー側を見ると、先程の間接部のネジ穴ががハッキリと見えてます。でも焦ってはいけない。ディレイラーは強力なバネの力で支配されているため、ここを先に緩めるとバネの力で壊れるかもしれません…

裏返して見てみると、小指の先に小さなネジが飛び出してます。これがバネの力を受け止めているネジ。これを外すととバネが解放されていきますので指を挟まない様にしっかり広げながらネジを取ってください。

プラスドライバーなので頑張って緩めていきます。バネが強いので中指も白くなってますね。

ネジを取ってそっと力の方向に従ってケージを回していくと半回転ほどで力が完全に解放されます。こうなれば先程の間接部のネジを抜きにかかれます。

先程のネジを緩めると残りのケージ部分が引き抜けてきます。が、上の写真がめちゃ重要で皆さん分解する時は必ず取っておきましょう。ケージの銀色の部分に二つの切れ目がありまして、どこにバネがかかってるかを確認するためです。今回はガイドプーリー側のスロットに入ってました。

ケージを取るとバネの端っこが少し飛び出しているでしょう?私の薬指のところです。

さて、バネを一旦引き抜き、清掃。中も綺麗にしてグリスアップしていきます。こんな機会がないとここまで清掃しないですから…

グリス入れてバネを戻しました。後は新しいKCNC ビッグプーリーを取り付ければ完成です!基本的に今までの行程を逆戻りする感じ。

で、先程の間接部のネジですが引き抜いたのが真ん中のやつ、右のが少し長く、左が同じ長さです。ですので右のは使用しません。

取り付ける前に記念撮影。デカいな〜

とりあえず取り付けなので全てバラして、忘れずにストッパーの小ネジも取ります。

これですね、銀色の出っ張り。

そして、大きな軸穴の周りに小穴がたくさん開いてるでしょ?ここに初めに写真に撮っておいたバネの端を同じ位置に止めていきます。ここでバネのかかる強さの調整になりますのでとりあえず同じ位置で、ここを弱くするとディレイラーがスプロケに近くなり、強くすると遠くなります(ネジ調整もできますが、限界があるので)

で、全て取り付けて行って、最後にまたぐるっと半回転。これが手痛い…そしてストッパーの子ネジを取り付けたらゴール間近!

ここで書き忘れてましたが、軸のネジの先には5mm厚ぐらいのワッシャーを取り付けねばなりません。この部品とバネは流用する感じですね。

で、完成ーっとってことでしたが、ん?なんか変…チェーンかける場所間違ってました(笑)

その後ちゃんと戻して、やっぱりチェーン切ってやる方がいいよね〜って反省反省。無精すると調子狂うわ…

 

お気づきの様にチェーン交換してないので、チェーンテンションがかなりキツキツです。それもあってプーリーとスプロケの位置が近くなりがちで、調整に苦労しました。とりあえず調整して変速性能を上げていきましょう!少し乗ってみましたが、心持ち軽くなったかな?気持ちの問題かな??

 

というわけで続報をお待ちあれ!(シェイクダウン行ってきました〜)

ではでは皆様にも良きサイクリングライフを〜!

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