前回で一応一通りリアサスペンションの基本的な働きについて書きましたが、ちょっと補足です。
というサイトではフルサスバイクのジオメトリー リンケージデザインなどなどを入力して、今まで説明したようなチェーングロースとかアンチスワット アンチライズの値。
ICの動きに伴うICの軌跡(CC)などを求め、後輪の最終的な駆動経路から、テコの原理でどのぐらいのスクワット力を発生するかなどなど…
書き出すとキリがないほど色々なグラフとかが見れるみたいです。
実際このYoutube動画などでもこのソフトを使って解析考察していたりしますので、かなり有用なソフトなのだとは思いますが…
簡易版で25ドル プロユースで199ドルのプライスタグが…
一回触って見たいけど、なかなかビルダーでもない私には興味止まりでそれ以上のものではないですね…
こんな世界もあるんだなーなんて色々フルサス記事を見てたんですけど、海外サイトでは結構チャットの内容もマジか!ってのも色々ありまして、フルサスのリンクを変えるとジオメトリーが少し変わるのもそうなんですけど、サスペンションにかける力の曲線が変わるんですね。それをチューンしようなんて内容のチャットが…
この動画はレバレッジレシオ テコの効率(リンクの形状の差)について語った動画。ちょっとした差で性能差が出る様子は理解していただけるとおもいます。同じくこのソフト使っておられますね。
話を戻して、そんなリンクデザインを変えるビルダーさんも海外にはいるんですね!驚き…
Cascade components(チューンナップリンクの会社HP)
上のHPは一例ですが、サンタクルズ スペシャライズド トレック イエティ トランジション ジュリアナ?のリンクを発売されています。キャノンデールはないのね…掘れば他のところでもあるかもだけど…
(ジュリアナ(ジュリアナHP)ってメーカー女性専門のMTBメーカーだそうで…凄まじい裾野の広がりを感じます…)
そもそも日本にもフレームビルダーさんがおられるので、日常的に色々試されているのかとは思いますが、これを商売にして成り立ってるのがすごいと思いません?CADからのCNC加工なんてのは今や一昔前よりも一般的になってきたとは思いますが、落とし込む知識と それを解析するソフトと それを製品にする工場 何よりもそれに関わる人間を支える購買層…
今の日本におけるMTB文化の位置づけでは少し遠い存在かもしれません…。
というわけで、もっと深い世界でした!
裾野を広げるって、とにかく私の出来ることは ゆぶねの整備と、息子とMTBを楽しむことかな?とにかくMTB er 特に親子MTB erの輪を広げたい!という思いを胸にブログ更新します!
ではでは皆様にもよきサイクリングライフを〜!