これを書いているのがもう1月4日なので三ヶ日も過ぎてだと初詣感はゼロですが、まあ新年になり始めての参拝を初詣というわけだから、まあいつでもいいといえばいいわけです。
実際私が行ったのは2日です。
今年2021年は年始からコロナの影響をもろに受け、初詣自体も下火。息子は甥っ子と一緒に1日に近所の寺に参ってましたが、私はちょっと憚られるなあって事でパス。ってか酒飲んでたからでしょ?って言われたらその通りでございます…。
ところ変わって2日は嫁の実家へご挨拶。朝から出発して、お昼ご馳走になってからの小ハイキング。
冬の山はそれはそれで最高にいいですね。澄み切った正月の空気は山の中でも格別。生き物の気配が少ないシーンとした空間に私たちの足音だけが響きます。そんな中でも耳を澄ませば小鳥のカサコソ動く音、ヒヨドリの大きな声とともにかき消される静寂。素晴らしい!里山は最高です。
だんだん急になる坂に上がる息、ああ生きてるなあ 誰も知らないけど僕はここにいるよ!と言いたくなるような寂しいような楽しい空間(笑)ほんといいわ〜心が洗われます。
山頂にって言っても登り始めて10数分で到着ですが、一望できる姫路の街がまた最高。兵庫県は岩山が多いので登りキツイけど絶景が多いですね。奈良の山とは違った魅力があります。
京都の東側の山は登ると山向こうの琵琶湖の絶景も格別だし、どこの山も魅力がありますね。
この日は嫁が付き合ってくれたけど、嫁は眺めはいいけど…しんど…って道中の山の魅力は全く感じてもらえませんでした(笑)そんなもんかなあ〜楽しいけどねえ。
って事で山上の祠で初詣。密とは縁遠い小さな祠ですけど、ちゃーんと管理されてて頭が下がります。
この祠は射盾大神(いたておおかみ)を祀っているものかな?とも思いますが、詳しくは調べてません。姫路にある総社(そうしゃ)さん事 射楯兵主(いたてひょうず)神社は姫路城の大門のそばにありますが、そもそもこの八丈岩山(はちじょうがんざん)にあったそうです。なのでそこの主祭神 射盾大神が祀られているのかな〜ぐらいの想像でしか無いです。
この射盾大神は植樹の神様。日本人的に私の自己解釈で植樹だったら繁栄でしょーって勝手に決めてお参りの意味合いを持たせるってね(笑)
一寸法師も少彦名命って神様で、お茶碗に乗ってお箸か何かでどんぶらこって進む姿から、針の神 様転じて裁縫の神様 そこから 医術の神様になったとか何とか??日本人のお参りなんてそんなもんです(笑)
個人的には七福神の中で恵比寿さんは和製で他は外国の神様ですが殆どが戦いの神様。それを平和な神様に変えてしまってる日本人の懐の深さと、平和な信仰 ひいては勝手に解釈ってのは私は好きです。
って全然関係ない話で脱線しましたが、まあまあ信心深くない管理人HIPO的初詣となりましたとさ!
ありがとう!山の神様!って何の話やねん…
ではでは皆様にもいい一年でありますよ〜〜〜〜〜に!安全で楽しいよきサイクリングライフを〜!