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地下ダムって何?

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先日宮古島にて見に行ったのが地下ダム。

家族の反対をよそに強行しました。そう、地学にはロマンがあるんですよ。

宮古島は石灰岩が隆起した島なので、島全体が石灰岩でできてまして、下には粘土質の層(島尻泥岩層)、上には赤土の層があります。(上の写真の白い部分が石灰岩層)

なので石灰岩質の部分がニョキニョキ露出している山口県の秋吉台のような見た目のカルスト台地とはちょっと違うんですが、立派なカルスト地形です。

 

ということは、下には鍾乳洞が形成され、降った雨は地面に染み込んで地表を流れません。なので、宮古島には川がないんです。もちろん淡水の池もない。

 

地下に形成された鍾乳洞の天井が抜けちゃって大きな穴が形成されると、ドリーネと呼ばれ、

これが宮古島の下地島にある通り池のような状態になります。海水が入ってるみたいですね。下で繋がってるらしく、ダイバーの憧れの地の模様。ロマンですね。

 

と、地学ロマンを語り出すと止まらなくなるので、話を戻して地下ダム。

川がないということは真水を得るのが雨のみということになり、干ばつに非常に弱いわけです。降雨量は東京の1.5倍あるのに水不足に陥るとは…って感じですが、そこで考えられたのが、地下を流れてるなら地下を堰き止めよう!というこの発想。宮古が世界初だそうです。

 

でも、どうなってるの?って思いませんか?じゃあ、見にいきましょうよ地下ダム資料館!

って事で説得後 強行。行ってしまうと皆んな楽しそうだなと思いつつ。

入館料 大人300円 小学生100円だったっけ?を支払い中へ。

 

はじめに地下ダムの仕組みのビデオを見させてもらい(子供バージョンと大人バージョンがあります)。基本的な情報をインプット。

島の地形図を見てなるほど〜島の下の島尻泥岩層はこんな感じか!と理解。左右に分かれているのが島の表層部分。下に現れているのが島尻泥岩層部分。

上の写真を拡大すると、赤い点々部分がダム湖で、白い壁がダムです。これが地下に埋まっているということです。

なるほどなるほど!わかってきたぞ!

次に地下ダムの作り方模型を拝見。すごい!なるほど!の連続。

 

写真のように連続した縦穴を粘土層まで掘って、そこにセメントを流し込む感じですね。地道にそれをつなげて行って粘土層の谷間を埋めていく感じです。

ということは、上まで壁を作ると溢れちゃうわけで、その対策がコンクリートの壁を少しだけ地表より低くする点。

賢過ぎるな!と思いながら進みます。

 

これなら水は地中に溜まるので、水質の悪化が無い。ダムの上の地表も農耕地として利用できるなど利点もいっぱいの地下ダム。もちろん石灰岩質の宮古島だからできる話ですが…

その後に使用されたドリルや、掘り出された石灰岩などを見学。

 

石灰岩質ゆえのカルシウム分の多い硬水であることなどの説明を読み、なにかと有意義な時間を過ごしました。

その後に、資料館脇にある唯一地下ダムが露出した部分も見学。ちなみに地下ダム史料館の入館料はここはかからないので、見るだけでも是非!

向こう側に溜まっているところが地下ダム湖部分。こちら側の滝になって溢れてきてますね。まさにダムです。

 

と、ダムに興奮しきりの私、デカイドリルやら模型に興奮する息子、嫁はというと…一番資料を読み込んでました(笑)

これがここでもらえるダムカード。地表に出てないのでダムが写ってない大変貴重なダムカードですよって受付の方に頂いた一枚。なんだかそそりますな(笑)ダムカードって何よって方はこちらこちら

ちなみにですが、宮古島には三箇所の地下ダムがあり、今回訪れたのが福里地下ダム。ほかに隣接して砂川地下ダムと皆福地下ダムがあります。それぞれにダムカードがありますが、もらえるのはこの資料館のみです。なので、3種類欲しいぞ!という方はそれぞれのダム記念碑で一緒に写真を撮って(行った証明写真)からここを訪れると、3種類とももらえるそうです。

ほど近いので、欲しい方は是非コンプしてください!

 

ではでは皆様にもよきサイクリングライフを〜


 

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