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シクロクロスに挑戦!

シクロクロスって何?

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シクロクロスは一言で言うと荒れた道をロードバイク的なバイクで疾走する競技です。レース志向じゃないよ〜って方も思いっきり走れるいい機会なので一回見てみるのもよしですよ!

これが私のシクロバイク。Pivot Vault2015

シクロクロスの魅力とはなんぞや?って話ですが、シクロクロスの魅力を余すところなく表現してるのがAJOCCのシクロクロス紹介のページに載ってます。本題の前にAJOCCとは一般社団法人日本シクロクロス競技主催者協会のことで、日本のシクロ競技を取り仕切っている団体。ポイントの集計もここで行われていて、選手登録もそれぞれナンバーで登録されており、過去の戦歴もAJOCCのページで確認できるという、本当ありがたい団体です。

と前置きは長くなりましたが、先程のシクロクロス紹介のページでこれだ!って思ったのが、

 

どこでも走れる、頑丈ということでマウンテンバイクに乗ってみた。スポーツサイクルなのに重い。頑丈だからと、なぜか納得してしまった。

とにかく速い、とにかく軽い、ロードバイクに乗ってみた。気持ちは満たされた。でもどこか、自分の縄張りが狭くなる気がした。

 

この冒頭部分!まさにこれだ!って感じです。MTBに乗るものとして感じるのは自由になった感じ。自由って暴走するとか街中で暴れるとかではなく、もっとささやかなもの。

喩えるなら昔 子供の頃雨の日に長靴を履かされ外に出たあの時の感覚。えーこれで行くの〜なんて渋々母親の手を握り、雨ガッパを着て出る。しかしそこには無敵になった自分がいるみたいな(笑)

水たまりでバシャバシャやって怒られて、でも自分は濡れない〜最強〜みたいなささやかな幸福。

こんな感覚が日常の舗装路をママチャリで流すのとは別世界で、まさに自転車に長靴を履かせた感覚ってのが私のMTBの原点になってる気がするんです。童心回帰ですね。

 

一方でロードバイクといえば、舗装路専門。しかしこれもまた楽しくて、今まで考えて無かったレンジのそう今日距離を走れる。半径50キロは近所みたいな感覚にしてくれるのがロードバイクなわけです。私はロードバイクの魅力を語るにはまだまだですが、仲間と行く長距離なんて最高に楽しく励まし合いながら先を進み、同じものを見 同じものを食べ なんて素敵です。いやほんと。

でもでも最初のAJOCCの文章に回帰するんです。そうなんですよね。脇道入りたいというアドベンチャーが欲しくなるんです。おそらく文章を書かれた感じからするとMTBから入っておられる感じで余計に共感します。

 

そこで砂利道も走れるけど早いよーってのがシクロクロス車の魅力。またはグラベルってのもありですね。

グラベルも北米でどんどんメジャーになっていってるスポーツでシクロクロスは30分から1時間の短期決戦ですけど、グラベルは長距離です。しかし日本では未舗装のみの長距離は難しい…セルフディスカバリー大滝ぐらいが本格グラベルじゃ無いでしょうか?100kmをひた走る大会ですね。基本MTBの大会に試験的に昨年(2019 )から導入されたグラベル部門。いやはや一度挑戦してみたい気がします。もちろんMTBで(笑)

ちょっと話が散逸してきたのでシクロに戻します。シクロのここが魅力!

時間が短い!

これです。初心者でもとっかかり安い!30分から1時間ですけど、始まってから周回数が発表されますので本当に短期決戦となります。ちなみにトップカテゴリーのC1が1時間なだけで、セカンドカテゴリーのC2 CM240分 後は30分と細かいカテゴリーの中で決まってます。初めて参加なら30分ですね。(子供は10分 15分です)

短距離戦となります!だがしかし!だからこそしんどいわけですね。よくいう100m走よりも400m走の方がしんどいみたいな、プランニングしなきゃあだめだけど、出し切らにゃあだめみたいな感じ。非常にストイックなストップアンドゴーの30分インターバル戦みたいな感じです。

辛楽しいってやつですね。

安い!

これはMTB目線ですけど、会場が狭く運営がしやすいのもあると思いますけど、MTBの大会の半額ぐらいです。コース整備とかMTBの大会運営を手伝いますけど、ほんと一回の大会のために一年中ずっと整備してるって言っても過言では無いですね。そりゃあ高く着きますわな…

その点シクロクロスは比較して安いのだと思います。もちろん運営は大変だとは思いますが。ありがとうございます。

近い!

これもMTBとの比較ですけど、河川敷や公園を借り切って行うため、市街地に近く、高速の降り口なんかからも近かったりしますから当然近くなりますね。これは参加するにおいて重要なポイントです。

私は奈良在住ですが関西シクロクロスの会場までは片道2時間以内で全ていけるんじゃ無いかな?1時間程度で行ける会場も多いです。

自転車が多様

みてるだけでも楽しくなるぐらい、フレーム素材もカーボンからアルミ クロモリまで全て現役!自転車メカ好きにはたまらんですし、それぞれの作戦とこだわりが同じ競技なのか?と疑うまでに多様です。

キッズレースも豊富で家族で参加も最高!

レースだからって気負うことはないです。カテゴリーが豊富だし、参加レベルは様々。子供だって未就学のカンクローから2年刻みで小学生クラスが分けられてますので参加しやすいです。しかも時間制で一周も短距離なので周回遅れになっても終わりが見えてますから迷惑じゃないだろうか?なんて気にすることもなし!MTBほど激しいコースでもないので相対的に危険度は低いからとっつきやすいですね。

しかも観戦だけでも出店が豊富!楽しめます!

 

では、いいことばかりでは無いことも書いておきます。

寒い!

シクロは元々冬 ロード選手のトレーニングの一環として始まったそうなのでロードレースのオフシーズン11月から2月にかけて行われます。

しかもちょっと小高い場所とか 河川敷とかいかにも寒そうやん…ってところで行われるため、想像以上に寒いです。防寒対策は必須。

こんな時に飲む出店の豚汁…染み込みます…最高だわ〜あったまるわ〜!

参加費は安いけど〜

シクロは自転車屋さんが喜ぶ競技と言われるのが故障率…毎回メンテです。とにかくメンテは毎回です。泥を落としから何から…

MTBも大変ですけど、機材故障がつきもので、ロードのような華奢な作りのため色々と…レース結果が〜ってなると一個一個また高いです。

しかしそれも楽しみの内。特にメンテに関しては楽しんでいくしか無いですね。MTBである程度耐性はできてますので(笑)

というわけで色々ありますけど、参加してみると想像以上に辛く、想像以上に楽しいです。そしてテクニックがめっちゃめちゃいるので、課題が多くて面白いですね。オススメです!

 

というわけで皆様にもよきサイクリングライフを〜!

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