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街路樹の根っこはロードバイクには悩ましい…

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先日植木の話を聞く機会があって面白かったのでシェアしていこうと思います。

ここでいきなりですが質問です。

色々な樹種、環境にもよりますが、木の根っこはどれぐらいの深さまで張っているでしょうか?

答え

10mを超える大きな木でも木は2mぐらいしか刺さってないそうです。そして80%は30cm程度の深さにあると言われています。それじゃあ台風来たら一発で倒けそうな勢いですが、木の高さの2〜3倍の範囲まで根っこを伸ばすらしいです。イメージ的には底辺の大きな三角形のような形ってことですね。

たしかに根こそぎ倒された倒木とか見てると根っこの部分は横方向にモジャモジャしてるかんじ。いわゆるタンポポとかみたいに縦方向にズボーと長いのは見たことないです。

私のイメージはタンポポとか引っこ抜いた時みたいに、草の大きさの割には根っこが草の高さの何倍も深いところまで貼っているので単純に木もそうなのかななんて思ってましたがさにあらずって感じです。

それもそのはず、確かに山に新たなトレイルを新設する場合、邪魔な木を切ったり下草を除去しますが、それよりも大変なのが腐葉土剥がし…フカフカの腐葉土は水を含むとぐちゃぐちゃになりますので剥がすわけですが、場所にもよりますけど意外と薄い層でして20〜30cmほどしかありません。(それでもそれを何十メーター時には100メーターとかの距離を剥がすのがは重労働なんですけどね)要は栄養があって水分が豊富、かつ空気を含んだ土壌というのはそれほど深いところまではないという話。それを利用する草木は大きさに関わらず一緒の深さあたりを争奪戦しているといった具合なわけです。

 

で、話は横道に逸れまくってますけど、街路樹。そうですね街路樹も同じ事で、そんな浅いところを太い根っこが張ってるわけですから、アスファルトも持ち上がるわな…って話なんです。

しかも街路樹ともなると周りに水が豊富とは言えず、腐葉土もありません。アスファルトなどで覆われた部分は硬く締まり、酸素も乏しいでしょうといった感じ。そうなると根っこはより地表を目指すことになり、余計にアスファルトを破り始めるという話です。

そんな中でもその方が言うには、桜は持ち上げやすいとか?なんでも樹種によって根っこの張る深さには色々あるらしく、桜は特に地表あたりを好み、範囲も広いとか。

ああなるほどねって感じ。確かにサイクリングロードに限らず、走りやすい道って河川敷が多いですよね。そん河川敷には頻繁に桜並木になっていることがあります。

写真のような琵琶湖湖北の広いとか道で、土の部分も多い場合はそれほど根っこに悩まされませんけど、街の用水路とかに植えられている桜並木は結構な確率でアスファルトを破壊してます。しかもアスファルトは灰色で見えにくいので凹凸に気づかず、ヒヤッとする場面もありますわ。

 

まあ街路樹も大変だろうて…って感じですね。根っこもろくに張れず、栄養不足で根腐れ起こしやすいので枯れるのも当然か。そんでもって元気な個体は道路破壊するのでそれはそれで駆除対象になったりとかね…

 

というわけで結構聞いてて面白かったので書きました。私も桜並木には気をつけますわ〜!

ではでは皆様にもよきサイクリングライフを〜!

 

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