子供とスポーツバイクを買う楽しみは他にもあります。(まだの方はキッズスポーツバイクのススメはこちら)
自転車で親子サイクリングを始めたら、お子さんに“旅行には自転車持っていかないの?”って聞かれたりしませんか?うちの息子が自転車好きだから聞くのはあると思いますが、絶対聞いてきます。
いつも同じコースではつまらなくなってきますし、違う風景 違う風を感じ、いつもと違ったカフェに寄れる(笑)
そんな時、車に乗せれないよ…とか 電車には乗れないよ…とかなりたくないですよね?
そんな時にいいのが輪行です。要するに自転車をバッグ(輪行袋)に入れて運ぶわけです。基本輪行は公共機関での移動のことを言いますが、車のトランクに入れるとかの場合にも輪行袋は役立ちます。トランクやその他荷物も汚れから守ってくれます。
これが簡単にできるのがスポーツバイクの強み。簡単に自転車をバラせます。もちろん戻すのも簡単。ネジなんかの規格が共通なので家族の自転車が全てスポーツバイクなら携帯ツールも基本共有できますので、大変便利です。(携帯ツールの記事はこちら)
もちろん自転車は軽くても10数キロはありますので輪行袋に入れて肩にかけてもヒョイヒョイ歩けませんが(特に運べないお子様だともっと…)、でも旅先で自転車を開けた瞬間からそこはパラダイス。私共は川沿いのキャンプ場に行くことが多いので、キャンプ場とマウンテンバイクの相性は抜群です。
新しい空気の元、新鮮なライドが楽しめること請け合いです。
旅行とかではなく もっと手軽にってことなら、いつもの 家→目的地→家の周回コースに飽きた!ってことなら、数駅先まで自転車を運んで、家に向かって帰る旅も最高です。いつもの倍は走れるわけですからかなりのもの。
うちの子で現在7歳なりたてですが30キロぐらいは走破するので、30キロといえばかなりの別世界からの出発です。帰り着いた時のハイタッチはまさにプライスレスな感動と達成感を共有できます。私にはそんな大それた教育論はないですけど、自分の力でやりきった!って達成感と自信は子供にとって財産になるだろうなとは思います。
もちろんコースは電車と付かず離れずぐらいのコースで、途中でへこたれちゃっても電車で帰れるコースを一緒に考えるのも雨の休日アルアルになるでしょう。
他にもいいことが!
電車やバスで高度を稼いで、下りを楽しむのもいいですね。
どうしても体重の軽い子供は自分の体重半分ぐらいある自転車を操るわけです。登りがきついわけです。特に非舗装路だとタイヤの小ささもあるので、少しの木の根っこで足つき、そこから手押しなんてことになります。それが多いと流石の自転車好きでも心が折れます。大人もそれに付き合うわけですから手押し区間が増えてしまい楽しさ半減。大人の感覚で行っちゃうと 帰りたい もうしんどい のオンパレード…子供目線でのコース選択って難しい…
なので、簡単に山の方に公共交通機関で移動して麓の駅まで下りながら楽しむ!こんなことができるのも輪行の強みです。親子共々アドベンチャー感が増して最高の体験ができますよ。
気をつけたいのが、山道走行だと自転車走行不可のハイキングロードもあるので事前に調査も必須ですね。
と輪行のいい所を書きましたが、詳しい輪行袋へのパッキングなどはこちらを参考にしていただければ幸いです。
きっといつもよりも新鮮な、自転車ならでは視線で街を眺め、自慢げに走る子供の後ろ姿に目を細めることと思います。
ではでは今回はこの辺で、皆様にもよきサイクリングライフを〜