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自転車のヘッドライト選び Mission 1 ~照射距離を設定せよ!

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さてさて、納車も真近に迫ってきたところで、何かと装備の備品を準備にかかっているわけだが、問題はヘッドライト選びだ。

今までは息子も小さいし自転車で通勤しているわけでもないので、そんなに夜に乗る機会もなかったわけだ。冬には日暮れも早いので百均のシリコンのライトで警告程度の点灯をするぐらいですめせていた。

しかしこれからのことを考えると、備えあれば憂いなしということでライト選びに乗り出すことにした。

 

そこで、ライト選びで一番気になる点が

  • 明るさ
  • 点灯時間
  • 重さ
  • 手軽さ
  • 大きさ

ということになると思う。これらを全部網羅すると正直○万円の世界になるわけです。そんな金はない…そこでこの中でも一番重要な事項として明るさに焦点を合わせていきたい。

 

法律的に言うと軽車両に当たる自転車は前方5~10メートル照らる 100メートルの距離で視認できる、ということだがこれは10~15ルーメンで事足りる模様だ(ということは百均のライトで問題ない)。しかしもちろんこれでは夜の実走行には向かない。

ママチャリなどで市街地走行なら300ルーメンでも問題ないそうだが、私の住む奈良県は少し行くと街灯が少ない地区なんていくらでもある。ちなみに街頭はだいたい400ルーメンぐらいらしい。

電信柱と電信柱の間はだいたい30メートル間隔で立っている。そこに街灯がついている場合が多いわけだが、一般的な下向きの街灯がカバーしているのは約10メートル、残った20メートルはなんとなく薄ぼんやりしているのが実際のところ。

なので自転車ライトが300ルーメンほどあると20メートルの街灯ギャップを埋めて安全!となるわけだ。当然街灯の拡散光もあるし、その間に家やお店の明かりが漏れていると前方30メートルぐらいは路面の視野が確保できているということになる。

では、その30メートルで十分か?と問われると速度域による。私の息子(7歳間近)でも平地で早い時20キロぐらいは出している。これからの成長 坂道などの事も考えると30キロは想定しておくことにする。自動車やバイク(モーターサイクル)の免許を取得したことがある方なら必ず見聞きしているこの式

停止距離=空走距離+制動距離

ということは、停止距離を時速30キロで走っている場合で停止距離何メートルかを算出できれば安全に停止できる指標になるのではないかと考えた。

空走距離 

運転者が危険を感じて急ブレーキをようと思った時 → ブレーキをかける動作 → ブレーキが効き始めるまで それぞれ0.4 0.2 0.2秒かかると言われている(あくまで車の話)で平均では0.75秒とのことであるが、まああくまで平均値 鈍臭い私とまだ幼い息子を考えて1秒と考える。

時速30km=秒速8.33m 反応するまでに8.33mは進んでいることになる。

制動距離

ブレーキがかかり始めてから停止までの距離 これは自転車とバランスをとる運転者の技量にもかなりよるところではあるし、下り坂ではかなり伸びると考えていい。あと路面状況にもかなり影響を受ける。

今現在私のミニベロで試してみると、ブレーキが悪いせいもあるが7メートルぐらいで停止。私の今の自転車ではロックすることはなかったが、カスーといういかにも貧弱な音が響く。私の実測ではちょっと不安なのでって自転車も変わるからなおさらだが、JAF(JAFのサイトが開きます)のサイトを覗くと時速20キロ 適合車一人乗り(二人乗り実験の為)で4.3mとの結果。

他のサイトを覗いても時速30キロの検証は見当たらなかったので、教習所で習った感じで

時速30km 3x4=12m (車速を10で割ったものと それに1を加えたものを掛ける)

これって相当セーフティーな制動距離の目安なのではないかと思うが、車以上に自転車はブレーキの状態や自分の体重も影響を受けるので多めに越したことはないので採用。

 

というわけで停止距離20mは必要と決めた。この時点である程度のセーフティーは入れているつもりだが、ものが発見できるまでの空白時間も加味していくと、前方30メートルかな?ちなみに車のロービームで40メートルが原則である。

 

よし!決まった30メートル!ってことだが、30メートル前方まで届くライトとなると大体800ルーメンか!ってさっきも鵜呑みにしてたルーメンって何よ?

次に続く

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