奈良と大阪の県境にあるくろんど池で、シクロクロスの大会が2018年1月に行われたことを知り、これなら子供連れで遊べるかもと行ってみました。
そもそもシクロクロスって何?って方もおられると思いますので、ちょっと紹介。
オフロードで行われる自転車競技で、基本ドロップハンドルでの参加です。シクロクロス用のバイクはロードバイクのタイヤ太い感じだと思っていただけるといいかと思います。途中階段や障害物を担いで登ったりしますので、軽量なゴツめのロードバイク競技ですね。
ですので、MTBでは下りは特に物足りないかもしれませんが、子供連れにはちょうどいいかなと思い現地調査!
場所は奈良県生駒郡の北の端。数キロ西に行けば大阪交野市 数キロ東に行けば京都府精華町というほんとの県境に立地しており、大阪側からのロード練習の方がたくさん訪れる地域となってます。
自転車乗る方に有名なのが高山くろんど周回とか自衛隊高山くろんど周回。ちなみに くろんど池にはバス釣り ヘラブナ釣りの方もおられ、BBQサイト 足こぎボートもあり、相撲の大阪場所のシーズンには相撲部屋が来て練習される場所 くろんど荘という宿泊施設 食堂もあります。
大阪側の くろんど園地 ほしだ園地から来られるハイカーの方もちらほらといった感じなので、そこそこ人出はありますので、池の周回するぞ!といった風情ではないです。
2018 シクロクロスコース
一周2,2kmの一部舗装路ありの基本ダートコース。途中池から離れる部分が山にすこし入る部分で、一部階段も。
基本的にこんなダート道続く 北側の一部くろんど荘側のみ舗装路になっている。くろんど荘側にはトイレも完備
所々木の根っこも露出しており、息子にはいい練習。さすがに20インチのタイヤでは今の技術では乗り越えるのが困難なもよう。
北側の山部分には人が踏み固めたシングルトラックというより、獣道的な走りやすい部分があり奥に階段がある。レースでは担いで登る部分だ。階段は無視して、山セクションのゆるやかな山道で息子のテンションは上がりまくりだ。キャンプサイト部分なのか、比較的見通しもよく他の方にも安全に遊べるので、くろんど池での我々のメインの遊び場
写真が撮れてないのでまたの機会に取れればと思うが、南側には二箇所階段の入り口があり、階段を上るといいトラックがあるかなという冒険心とともにひたすら登ってみたが、散々登った挙句に降りも階段…息子と私のMTBを担ぎ200段は登っただろうか?心が折れた…みなさまもお気をつけて。ハイキング気分で登るにはいいと思うのだが、なんせ2台担ぐのは無理があった。(ちなみにシクロクロスコースの南側階段はその一部。10段ぐらい登って横に逸れる形になっているのでご安心を。)
というわけで くろんど池の周囲は平坦で適当にダードで、木の根っこなどもあり子供連れMTB遊びには最適かな?という感想。駐車料金1日800円は少し痛いが、施設的にもそろっていることも考えて致し方なしかな。また行きたいとおもう。
番外編〜シクロクロスコースを少し離れてみる
上のコース外様図にも少し映っているが、道路を隔てて西側にもため池(高山ため池)がある。そこの周回もできるかな?と思い行ってみることにした。結果的には池の周囲には道がなく、大きく離れて周回せねばならない。
グーグルマップから失敬して来たが、緑の矢印が我々がまわったコース。赤線部分に激坂の農道 後半部分はダブルトラックのいい感じのダートになっている。1の部分がこのコースの最下点。はじめはずっと車道を下っていく。この道路は大阪への抜け道になっているので通行量は多いが、歩道がしっかりあるので問題ない。ひたすら下って左へ左へと進路をとると1までは速攻到着する。
1の地点からの池の眺め。この左側の民家の間にある道から登りスタート
そこそこの坂ではあるが、それほど距離はない。そのまま登り切ると給水塔につく(2の地点)
給水塔から池沿いに復帰でゴールと思いきや…行き止まり…給水塔脇からつずく下りを行かねばならない。そこからの下りはブレーキ効きづらい自転車ではちょっと辛いぐらいの坂。ある程度下がったところで くろんど池右折を示す手作りの道標があるので、そこから赤で示した激坂のはじまり。コンクリート舗装があるのでなんとか登りきり、後半部分はダブルトラックのダートとなる。ここらへんは酷暑の中だったので写真を撮れなかったが、一本道なので問題ないと思う。登り切ってゴール!お疲れ様でした(笑)
余談だが、登り切ってハーハー二人で言いながらのハイタッチは私たちのポディウムと言いたくなるほどの爽快感と達成感だった。これからさらに自転車の道に入っていく予感を感じつつ。
くろんど荘でかき氷食べて帰宅。(くろんど荘サイクルスタンドあります)
こんなこと書いているとロード周回の方に笑われそうですが、息子とぼちぼち頑張ります。
ではでは皆さまもよきサイクリングライフを〜