なにかと最近は自然が遠い存在になってますね。我々奈良でも少し行けば自然だぜ!山だ川だとありはしますが、いわゆる里山は減少してます。
里山とは自然と人間との境目 境界線ではありますが、くっきりした線がもちろんあるわけでもなく、自然と人間が共存しているスペース いわゆる緩衝地帯ですね。イノシシなどの野生動物もそこからは出てこないが、人間もそこで山菜取り薪拾いを始め山の恵を得る。その共存関係が里山な気がします。
しかし山の利用が細ると、雑木林 特にどんぐりをつけるような木々が減り、食糧難に陥った野生動物がその境界線を超えて人間の住む住宅街などにも顔を出し警察沙汰に…と言った感じ。
現在 人間も、山といっても私有地なのでなかなか入れなかったり、利用できないし、利用する人がそもそも少ないので余計に行かなくなる悪循環。そもそも生活の糧を山で得ること自体少なくなってます。
結果的に触れ合える自然が遠のいてしまいます。
というわけでとりあえず山に向かうのが好きな私は、物を採ったりはしないですが利用して、トレイルを維持する感じで貢献してるってのは言い訳が過ぎるかな?とにかく感謝とともに里山に入ります。
で、前置きは長くなりましたが、山に行けば川があります。豊かな山には豊かな川が流れます。そこに息づく生命があります。って事で、今回は川探索を近所にて。
息子は川が大好き。少々ひやっとした水でもぐんぐん入ります。そうしてるうちに川の怖さ。特に流れの複雑さや、川底の変化。渦の巻き方なんかを遊びながら教えるんです。
おっ!ここは流れが急やから足取られるな〜とか、水が急に冷たくなった!とかとか。色々遊んでるだけでも子供が気付いてくれます。
そんな中の定番が川の生き物探し。
私は若い頃って中高生の時ですが、友達と自転車に乗ったり電車乗ったりしながら渓流釣りばっかりしてたので川虫探しのコツとかになっちゃいますけど(笑)
いつものピンチョロ虫に混じってこんな物が!何ヤンマのヤゴなんだろう?でっかいな〜。しばしの間泳いで(泳ぐのはめっちゃ下手) 岩の下に潜るとまためくって、また泳がせてまためくってを繰り返してました。
でそれからも石をひっくり返しまくって色々探してましたら〜
つがいのカジカガエルを発見!私も結構川の中ウロウロして来ましたけど、カジカガエルを見つけたのは人生3回目!ケロケロケロケロ〜って涼しげな声は良く聞きますけど、御本尊は川の中で岩に化けてるのでなかなかお目にかかれません。
しかもつがいなんて〜めっちゃテンション上がりました。息子は8歳にして2回目の遭遇!やっぱり子供の目は鋭い!ありがとう息子よ!
そんでもってこれ!カジカガエルの卵!いやはや人生初のレア物ですよ〜!ってテンション上がってるのは私だけ…当の発見者の息子は気持ち悪ーいって逃げ出し、それから少しの間 石をひっくり返さなくなりました(笑)そのうち我慢できずに裏返してましたけど。
そうこうしてると息子のサンダルに魚が入って来て大騒ぎ。この日の息子は持ってましたわ〜(笑)
ひとしきり遊んで疲れたら
息子が石を積み上げ
負けじと嫁も
じゃあ私も〜
と楽しい時間は過ぎていき、最後にカゲロウが石にいたのでパシャリ。
もうすぐそこに梅雨 そして夏って感じの休日でした。やっぱり山は最高だ!こんなことばっかりさせて勉強もしなきゃね!って親がこれだからまあ仕方ないか…(笑)元気に育ってくださいな!
ではでは自転車関係ないけど、皆様にもよきサイクリングライフを〜!