矢田丘陵の背骨とでもいうべき矢田の道から近鉄萩ノ台駅に抜けるルートとしてメインは矢田越えの道の西側となると思いますが、このルートは途中からコンクリート舗装であまり面白くないルート。路面状況によっては、濡れ落ち葉がコンクリートに張り付いていて正直危ない道だと思います。
そこで候補になるのが榁の木峠だと思いますが、榁の木峠は面白いものの308号線に至る道なのでどうしても舗装路が絡むし、308は車の通行も多く…
そこでお勧めしたいのが無名のトレイルですが萩ノ台別ルート。わかりにくいので地図で示しますとGoogle MAPには表示されてる
赤でボカシを入れている部分がそのルート。ちなみに青でボカシを入れている部分が矢田越えの道です。
赤のボカシの上にある黄色のボカシが農耕地で、今は放置されているところも多々あります。
ちょっと拡大しまして、この農地部分(黄色のボカシ)に入ると軽トラが入れるぐらいのダブルトラックに変わりまして、ダートですけど準舗装路といった風情。なので、朱色で示している別れていくルートの方が面白いかなと思います。
いつもの地図に書き込むとこんな感じです。朱色の線ですね。線の引き方は正確ではなくイメージですので申し訳ない…
では、矢田の道方面からスタート！下って行きしょう！
まずはわかりやすい起点としては まほろば休憩所と小笹ノ辻休憩所の間、比較的平坦な部分にある
この古い道しるべ。このほかには目立った立て札などは無いです。しかし、西側につながるこのトレイルは結構はっきりしてるので見落とすことはないかなと思います。
この奥はいつもぬかるんでるシングルトラックを少し登ります。雨の次の日でしたが走行は問題なしです。
しかし、矢田丘陵でぬかるんでる所といえば猪多発地帯なのでトラックの穴にはご注意を…
程なくオートバイ進入禁止のゲートが立ってます。その横に萩ノ台への看板がひっそりとかかってます。
ここから先は下りです！ぬかるみを楽しみながら行きます。ここもタイヤ痕がありましたのでそこそこMTBの方もいる模様。
道は細くとにかくぬかるんでます。一部路肩が崩れていて担ぎました。ほんと足でも谷に滑っていきそうな感じ…
その後 倒木2連発 潜れるレベルでは無かったのでとりあえずバイクを倒して通し、体を後から通す感じでした。
道も開けてくると、農地に出ます。
農地があると軽トラが入りますので、自ずとダブルトラックに。少し進んでいくと分岐路が。そのまま直進すると萩ノ台の住宅地に出て行けますが、やっぱり右に逸れていくルート選択ですよね！ダートが待ってます。ちなみに見た目から分かると思いますが、あまり使われてません…なので木のカバーがきつめですのでご注意あれ！下は元々軽トラ入っていたと思われ、しっかりしてますのでご安心を！
こんな道を抜けていくと徐々に手の入った農地も見られるようになり
工事車両(おそらく建設会社)が見えてくると、ここからは道もしっかり目。
右に行くとさっきの工事車両の方に行っちゃうので左へ下って行きます。
通行の程よくある道ですが、あぜ道のような道を下っていくと民家が見えてきますので、ここでトレイル終了。あぜ道と侮るなかれ！山からの支流とあぜ道が入り組んでますので、非常にスリッピーでエキサイティングですね。矢田丘陵でドロドロした感じのところは多々ありますけど、ここは珍しく石とか泥とか草の根っこの突き上げとか入り混じったこの感じ私は結構好きです。
そのまま民家の方に進むと道の下をくぐるようになってまして、お約束の猪ゲート。上の道にはこれを潜って右側に回り込んでいく感じですね。
というわけでお疲れ様でした！このルートは細くてスリッピーで、途中ハイスピードな感じとかなんだか多彩なルートなので面白いです。
このまま引き返すよりは、一旦道に出て少し南下して、矢田越えのルートが楽かな〜っと私はそうしてます。
ではでは、皆様にもよきサイクリングライフを〜