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矢田丘陵トレイル紹介

東明寺

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矢田丘陵をウロウロしていると東明寺の文字は 尾根沿いや子供の森付近で目にすると思います。緑ヶ丘休憩所から峠池方面に下り、東明寺の方に分岐していくルートはなかなか楽しいルートなのでご存知の方も多いかと思います。

話を戻しまして、矢田丘陵の東側山麓にある高野山真言宗のお寺。鍋倉山 東明寺というそうです。東明寺のHPから由来を拝借

母、持統天皇が眼病に悩ませられし折、
平癒を祈る子息、舎人親王の夢枕に老翁姿の白鬚明神が現れ、
「霊山に登り霊井の水をすくいて母君の眼を洗うよう」にとの
お告げと共に 金鍋を授けられました。

お告げに従い母の眼を洗いしところ、持統天皇の眼は治癒。
これへの感謝として舎人親王の勅により、この地に寺が建てられました。

寺を建てる際、その金鍋を基礎に埋蔵した事から、山号を〝鍋蔵山〟(かぞうざん)

眼を洗いし際、「東の方が明るく見えた」事から寺号〝東明寺〟となりました。

創建: 持統天皇8年(693年)
開基: 舎人親王
本尊: 薬師瑠璃光如来

矢田村の氏神〝矢田坐久志玉比古神社〟の神宮寺

とのこと、廃寺になってますが、この付近にある滝寺も目にまつわる伝説があったような…ちなみに滝寺は日本最古の磨崖仏があるところです。何かと伝説に事欠かないこの矢田丘陵ですね。

拝観は予約制で、駐車料金は300円。

立派なお寺ですね。平安時代の薬師如来があるそうで、一度拝観してみたいものです。

要予約とのことで、私のようにふらっと立ち寄った感じだと人気はありません。

本堂に竹やぶの中を行くトレイルがあったので奥へと進むと、都筑惣左衛門の五輪塔がありました。

何かと静かな山寺で静かに歴史を刻み込んでいく姿が凛々しいお寺ですね。矢田丘陵を走っているといつも思いますが、ただの山ではなく今も受け継がれている歴史を感じるアクセントがちりばめられているので、子供から大人まで、私も腰が曲がるまで楽しめる丘陵地だと思います。

ちなみに本堂向かって右奥に子供の森方面のトレイル入口がありまして、猪ゲート付きとなってます。

 

ではでは皆様にもよきサイクリングライフを〜

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