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危険な山の住人たち 山に入るなら知っておこう!

山に住む危険な生き物 キノコ

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キノコで危険といえば毒キノコ。

いわゆる毒キノコの中でも、食べたら毒ってものなら食べなければいいだけだが、触ってもダメなキノコもある。その中でもポピュラーなのがカエンタケです。

これがカエンタケの注意喚起の看板。通行量多めのトレイルには必ずと言っていいほどかかっているので皆様よく目にされるのではないでしょうか?

カエンタケは夏から秋にかけて地上に発生するキノコ。木の幹とかにできるタイプではない様子です。(私は探してもまだ見つけたことはないです)

このキノコは食べても致死性の毒を持ちますが、前述のように触ってもダメです。触れた部分がただれたように皮膚炎を起こすそうです。怖い話…

大きさは10センチに満たないものが多いようで、ちょっと影に隠れていたら見過ごしてしまいそうですね。それこそMTBで転んだ時にそこにない保証はありません。

 

話は変わりますが、キノコにはざっくり分けると2種類ありまして、生きてる木に共生しているタイプと、枯れた木や死んだ動物 糞などにつくタイプです。共生しているタイプは土中からミネラル分を集め木に与える代わりに木から糖分を得るらしいです。他方の枯れた木などに生えるタイプは取り付いているものを分解しながら栄養を得ているタイプですね。

 

話を戻してカエンタケは倒木や枯れ木の周りに発生することが多いらしく、土中の枯れた根っこなどから生えるらしいです。

近年どこの山でもいろいろな問題を抱えていますが、私の行く矢田丘陵でもナラ枯れの被害が拡大しています。その分、こういったキノコの大量発生も危惧されており、注意喚起がなされているということ。他の山でも放置された山も多く、間伐が行き届かず立ち枯れた木が目立つ森もよくありますし、病気の発生により特定の木が壊滅している山もよく耳にします。

 

とにかく、我々の出来ることは肌を出さない(これは山に入る時の基本)です(こちらこちらもご覧ください)。転んだとか手をついてキノコに触った!って時も被害を少なくできます。

それと倒木 落枝などでの怪我がないように毒キノコに関わらずキノコがびっしり生えたような木には近づかないか避けれなければ注意をすること。

特に私のような親子ライダーにとって気をつかいます。子供は珍しいものに興味を惹かれますからね。

でも逆に考えてそれが自然の教材になるのも事実。私が林業関係だった祖父から色々怒られながら教わった山のこと、息子にも少しづつ伝えてるんだなあ…と再認識。祖父は早くに他界したので知る由も無いですが、今私が山でひ孫と遊んでいることを知らせてあげたいなと思いつつノスタルジックにもなれる山ですね。

 

ここから一歩踏み込んで、我々MTBライダーも山の一員!山の利用を増やしてMTBを盛り上げるとともに、山がもっと人が集まれる場所になれば、荒れた山も少なくなりもっと遊べる環境になれる気がします。

日本は山ばかりの国、もっと山で皆様とお会いできたらいいな〜

 

というわけで、カエンタケにはご注意を!ではでは皆様にもよきサイクリングライフを〜!

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