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沖縄に稲嶺盛吉先生のガラス工房を訪ねて

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沖縄には琉球ガラスという特産品がありまして、沖縄 那覇空港にも各工房のガラス食器を扱うお店があったりと結構有名だと思います。

日本各地にガラス工房は数あれど、似ているようで違うのが民芸としての食器。大正時代に起こった民芸運動を機に、民芸品としての食器や器 花器など、職人の領域だったものが芸術として認知されてもう100年ほど経ってますが、そういった民芸を見て回るのも旅のスパイスだなーと思い、どっか旅行に行って、良いなーと思えるものに出会えたら少々お高めでも、1つ2つと持ち帰る事にしてます。

(親父の受け売りで、知識は浅いですけど…親父が陶芸好きなもので…)

 

そこで私共が目指したのが、稲嶺盛吉先生の琉球泡ガラス工房 虹。(リンクをクリックすると工房のフェースブックの公式サイトに飛びます)

場所は沖縄 読谷村 やちむんの里の一角。やちむんとは焼き物なのかな?陶芸やガラスなどの工房が集まり、散策されている観光客も多い場所です。

 

事の発端はこのグラス。

宮古島のギャラリーで見つけて購入したのは一年前。その時から工房に一度行ってみたいと思ってました。なんともザラつきとヒビ割れがいい感じで、なんとなく岩に砕ける波のような涼しげなグラス。南の海のお土産にピッタリだ!と一つ3000円ぐらいしたかと記憶してますが、家族3人分を購入。今でも大事に使ってます。

というわけでレンタカーを走らせ、那覇から1時間ほどで到着。素敵だ…渋い…

外国の方もたくさん見学に来られてました。中が工房。若い方が頑張っておられました。

これがギャラリーの中。稲嶺先生の出演された番組の録画が流れる中、陳列されている数々の作品。素敵…大きな花器はそれはそれは素晴らしいけど、手が出ません…

写真撮ってないですけど、横にもっと大型の作品も展示されているギャラリーがあります。(おそらくそちらは稲嶺先生がご自身で手がけた作品なのかな?)

そこで目に飛び込んできて、離れられなくなったのが、このお猪口サイズのグラス。正直30分ほどウロウロしながら悩んで、たくさんある中から選んだのが上の三つ。茶道の茶碗を思わせるこのどっしりとしたフォルムと、涼しげな透けてるガラス感、土を焼き付けたヒビ割れ柄に透き通ったガラスを乗せた いかにも稲嶺先生の工房の作風だなと言った印象。

よく見るとヒビの部分はツートンになってまして、白いのが備前の土 赤いのが沖縄の土らしいです。素敵だ!

ちなみに一個3850円でございました。正直これだけのものがこのお値段とは…2つで我慢と思ったけど、3つ買っちゃいました。この満足感にしては非常にお得なお買い物。

息子はまだ7歳。一緒にお酒を飲む年齢まではまだまだ向こう。その頃まで大事に晩酌しますかね。

 

やっぱり行ってよかった。先にも書いたように空港なんかでも見かけるんですが、良いものをと出会える。少なくとも数があるので選べるのが工房のいいところ。

ギャラリーなんかでも選りすぐりのものを仕入れていると思われるので、売店よりは良いものがありますが、あの雰囲気の中で買うとより思い出深いものとなりました。

 

これでガラス工芸に より興味が湧いてしまったらもう止まらない。

ご想像通りガラスを吹いてみますか〜って事で場所を移動していくMT HIPO家。ガラス工房 清天を目指します。体でぶつかっていく事がモットーです!失敗は恐れない!(ガラス吹き体験に続きます)

 

ではでは自転車とは全く関係ないですが、皆様にもよきサイクリングライフを〜!

 

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