最近シクロ車のディレイラーの調子が悪いです…
もちろんディレイラー自体の問題の場合もありますが、他にもあるのでまとめておきます。
- ディレイラーの設定が狂っている
実はこれはそれほど狂うもんでもないです。リアディレイラー調整はこちらで紹介しましたが、ここをいじるのは色々チェックしてからかな?
ロードの調整ノブはディレイラー側
マウンテンはシフトレバー側です。
基本的にワイヤーは伸びるので、ワイヤーの長さ調整のノブをちょこっと締める(短くする側)、ようするにワイヤーのテンションを上げると良くなる場合がほとんどです。すこーしづつ回しながら、行ったり来たりしながら調整ですね。これでほぼ解決します。
- ディレイラーハンガーが曲がっている
これが結構曲者。上と後ろから見て、プーリーとスプロケットがツライチで平行かを見ないといけません。MTBやらシクロ車に乗ってる私にはこれは一番多いかも??少しづつでもなんとなく狂ってきますね…困ったもんです…
特に落車した!とか直後のディレイラーの不調はまあまあこれですね…
うまい人に聞くと転ぶなら右に転ぶ癖がついているそうで…ディレイラーをヒットしないように。確かにレース中に派手に曲げるとそこで終わりですからね…
曲げちゃったらハンガー交換か修正機で修正しか無いですね。早めに対処しないとフレーム ホイール ディレイラーなど破損してからでは遅くなります!
- ワイヤーの劣化
これはだんだん滑りが悪くなってくる事で起こります。なんだかスパッと変速しないな?でもメンテ時にはそれほど問題がない。しかしやっぱり乗ってるとガチャンガチャンいう時があるなあ…って時。
ワイヤーがささくれたり、アウターとインナーワイヤーの隙間に砂とかが入り込んできて滑りが悪くなってくるというわけ。素早くチェンジしたいときにモッサリした変速でイライラするやつです…そして変速してないのにいきなり変わったり…基本ハイ側にディレイラーはバネで引っ張られているので登ってる最中にいきなり一枚ハイ側に変わったりする時ってこれかな?ワイヤー掃除して調子が良くなれば、早めに交換時期かもですね。
- チェーンが伸びている
そもそもチェーンが伸びているとスプロケットのピッチと合わなくなり変速がうまくいかない場合があります。最悪切れてしまったり、スプロケットやチェーンリングと言ったチェーンのトルクがかかりやすい場所の摩耗も進みやすくなるので注意。チェーンチェッカーを使うと便利です。
同時にスプロケットなどの磨耗もチェック!
- ワイヤーリングに無理がある
ワイヤリングが突っ張ったりしているとメンテ時にはいいけど、乗ってる最中に渋くなるポイントが出てくる可能性があります。
私のシクロバイクですけど、ハンドル周りのワイヤリングが突っ張ってます…なので十分にバーテープも巻けてません。とりあえず稼働範囲を確保したつもりだったんですが、どうも左カーブ時にディレイラーがうるさくなります。これってハンドル操作と共に引っ張られてるって事ですね…
これは色々ポジだしした際に、ハンドルバー ステムなんかを遠く 広くしちゃうと起こります。皆様もお気をつけて。
この他 最近多いのがフレーム内ケーブル内装。この内装の中でこんがらがってる場合もあるそうです。これは未経験なのでわからん部分です。悪しからず。
というわけでリアディレイラーの不調には様々な理由があるって事です。まずドライバーを持たずに観察からですね!
というわけで皆様にもよきサイクリングライフを〜!