あ自転車のパーツを探すときにいつも気にはなっていたわけだが、なんとなくスルーしてきた問題。
高級パーツと中華ブランドの中華製パーツってそんなに違うの?という問題。MTBに限っての話なので、重量の偽装問題などは横に置いておくとする(笑)ようは使えるか使えないかの話。
なんだかんだでお世話になるのが中華パーツ。初期段階ではペダルを交換するぞ!っていうときに私が初めて選んだペダルは中華製。
その後Cannondale Habitにはクランクブラザーズのペダル(上の写真は緑のものがクランクブラザーズ Stamp7 L)。Da BombCR8にはDMR V12と購入した。(クランクブラザーズの記事)
違いは私のようなド素人でもわかるぐらいのしっかり度合いと、食いつきの良さ。おそらく長く使えばベアリングの差も出るかもしれないが、回転がすごい!とかまでの実感はないです。いわゆる安心感につながるわけですが、中華ペダルも現役で一応 嫁MTB Cannondale V500で現役続行中。これといったトラブルもなく使えないか?と言われれば全然使えている。ちなみに乗っているのはほとんど私で、装備も含めると体重90kgほどになり、少しではあるが飛んだりもしているのでそれほどダメとも思ってはいない。
続いてハンドル ステムに関しては息子のMTBにWakeというハンドルステムを導入したのが初期。今はSpankに変えている。これは成長に合わせて少し変更したかったのと、息子もだんだんMTBにはまってきたので。どうせ買うならと選んだ品。ちなみにグリップは中華製だ。(以前の記事 Wake Spank)
SNSで交流しているMTBスタントしている方から、Wakeは折れるとの噂を聞いたのも選んだ理由としては大きい。
変えてみて、私も握ったりいろいろしてみたが確かに剛性が高くガッチリ感が出た。もちろん気持ちの問題も大きいとは思いますが、それを差し引いても有り余る差だとは思っている。
が同時に スタントの練習を毎日のようにしている高校生ぐらいの方が一年かかって折ってることを思うとまあまあ私のように7歳の子供には十分すぎる剛性であることも確かだし、使えないことはないといった感じ。もちろん大人でも街乗りと少しダートぐらいならおそらく問題は全然ないと思っている。
そんなことよりもネジの緩みが半年で二回出たというのも無視できないところかな?一度は衝撃でハンドルが回り、もう一度は整備中に違和感を感じた。それと、素材のアルミのアルマイト加工(アルミの表面硬度をあげ、着色もできる)の稚拙さ。はっきりとここには出てくる。中華製でも特に安いものは色あせるというのはこの部分の問題がある。
実際一ヶ月ほどで実感できるほどに色あせていた。これが性能面でどのぐらい影響するかはわからないが、気になる方には気になると思う。
あとネジ関係、チェーンコネクター関係では精度がものをいうので確かな差が出る。
と全然ダメなようでいて使えてしまう中華製。今まで書いた中では結構自転車の中でもメインのパーツなのであれだが、自転車を組むぞって言ったときについつい置いてけぼりを食らう、予算の圧縮のしわ寄せがきてしまうのがスモールパーツ。
シートクランプとかクイックリリースのスキュアとか動かない部分です。クイックリリースなんかは重要パーツだとは思うんですが、付属のものでなんとなくあるし…と横によけていたものだ。純正のパーツも自転車の値段からするとそれほどとも思わないが、一度単体で買おうと思うとまちまちですよね?純正っていかほどのもの使っているんだろう…??
まあそれはさておき、現在DaBombCR8についているシートクランプとリアホイールのの9mmクイックリリース(フロントは20mmスルーアクスルなので除外)はHOPEのもの。それまでは中華製のホイールについていたものと中華製の数百円のものをアマゾンで購入したもの。
これは違う…どちらもクイックリリースのレバーが付いているわけだがこの締め込む時の精度が違いすぎるぐらい違う。これには正直予想外でこれほど違うものなのかと驚かされた。やっぱり工作精度と作り込みの差がすごい、レバーを受ける部分が金属で厚みが全然違うので締め込んだ時のスムースさがまったく違う(上の写真の濃い青の方がHOPE製 レバーとクランプの間 真鍮色のパーツの厚みが全然違う)。しっかり閉めこんでるのに指が痛くないのです。
買ってよかったと実感した商品の一つ。
というわけで、他にもいろいろあるわけですが使えなさそうで使えてしまうのが中華製。値段の差から言うと確かに大きいし、お値段以上の性能だと言われれば本当にそうだとは思う。
しかし気をつけていただきたいのが、バリがあったりとかもあるので、少しのDIYマインドがないと無駄銭になるのも確かで、金属やすりとかは持っておいた方がいいかな?
まあまあいいパーツは欲しいけど、ついてくるものもないのが現実なので、ちょこちょこアップグレードしながら楽しむしかないかな?タイヤにしても一流企業になったKENDAなどもあるし、中華パーツも様々。いいものはいい!そんなことはわかってるんだけど、いろいろ探りながら楽しむのもいいかと思いつつ、MTBにまたがりますか〜。