先日トラベル調整をしたEpixon。とりあえず肩下含めてどのぐらいの差が出るのかフロント部分だけでも仮組みしてみることにします。
そこで行く手を阻むのが、規格の違い。
これがDaBombから引き継ぐフロントホイール。真ん中のハブの形が違います。
エピクソンはクイックリリースの形です。
本来だとこういった形のハブをしているはず。
現在がこれ。いわゆる20mmスルーアクスルから9mmクイックリリースに変更してやらねばならないという話です。
これはコンバージョンキットで可能なハブと不可能なハブがあります。一応このホイールを組んでもらう時にHOPEのハブを使ったのはこの為。前後ともにHope PRO4です。性能も折り紙つきですけど、バイクの規格変更の流れにもついていきやすくていいですね。
準備するのはこれです。フロント用のコンバージョンキット!純正でございます。2500円程でチェーンリアクションサイクルからゲット!
こういったサポートパーツは海外通販のほうが見つかりやすいですね。この時はタイヤなんかも注文しましたが、それはまた別の機会に。
話を戻してこのコンバージョンキット。リア用 フロント用とか、どのモデルをどの規格に合わせるかなどしっかり調べてくださいね。間違うとどうしようもなくなります。
クイックリリースって言ってもフロント9mm リア10mmと規格が違いますし、リアなんか左右を間違うとブレーキの位置が狂います。なので慎重に選択くださいませ!
作業は簡単で、ハブの内側の銀のワッシャーを取ればオッケー。
あくまでHope PRO4の場合ですけど、とっちゃうとこんな感じ。もともと20mmスルーアクスル仕様なので手に持ってる筒はスペーサーの役割のみ
取り外したスペーサーと今からつけるクイックリリース用のコンバージョンキット。20mmスルーアクスルが110mm幅に対して、9mmQR(クイックリリース)は100mm幅です。左右で幅5mmづつ狭くなる感じですね。
左のクイックリリースの方は中に差し込む部分があって、ゴムのワッシャーが付いてます。
一番幅広の部分がベアリングと接するところなので、上の写真のような差が出る感じですね。なるほど。
で、差し込んで完了。ムニュっと入って、ぴったり収まります。さすがHope!さすが純正!こういう精度って出てることが当然のようでいて、結構雑なメーカーも多いですよね。微妙にカタつくとかねえ…
車のパーツなんかではチョット調整なんて当たり前。アメリカ製の車パーツなんてドリル必須みたいな…(笑)友達の車いじりで散々苦労しましたわ。
取り外したパーツは大事にしまっておきます。
ジャジャーン!クイックリリース仕様にしてフォークに装着完了!いい感じです!大成功!
ここからはなにかと計測しながらで両手がふさがった為、写真が無いです。とほほ…
コラムの長さ測って、ステムを装着。ステムを逆につけて出来るだけハンドルを下げます。
使ってるのはこれ。長さ110mm角度35度のBBBのステム。いわゆる嫁MTBで使ったものです。こうして嫁MTBのパーツは流出していきます(笑)常にMTBが一台は乗れない状態が慢性化してます。
ここで測った感じでは2センチほどハンドルが上がります。もちろんフォークの肩下も増えてしまいますのでフレームは前上がりにはなりますけど、とりあえず体に接するところの辻褄は合わせないとですね。
今使用してるのがライザーバーなので、もっとフラットなものに変えればハンドル高さは同じに揃えれることと思います。これに関しては要調達ですなあ…なにかと重いので軽量化込みでカーボンフラットバーを検討中。
今回の仮組で当たりがついたので、前輪24インチ 後輪20インチの足つきを意識したインチアップ計画はなんとか軌道に乗りそうな手応えを得ることができました!
めでたしめでたし。次にすることはハンドルバーを調達して、ブレーキラインの長さを図り、ブレーキホースチェンジかな!ではではまたフラットバーの検索をしますか!
ではでは皆様にもよきサイクリングライフを〜!