親子ライダーの悩みのタネはやはりサイズアップだと思う。
子供の成長は喜ばしいが、自転車は成長してくれないわけでして…
ちなみにうちの息子は現在7歳7ヶ月 使用自転車は20インチです。うちの息子はもう直ぐ130センチにもうなりそうな勢いで、一般的に見れば24か?って話なわけですけど、今のところサドルを一番低くしても両足がやっとベタッとつくかな?って程度。
MTB的に言えば私でもそうですがサドルが下の時はこれが最低条件。登りなら足を回しやすくするため高くします。私の場合はドロッパーポストがあるので走行中にポジションをチェンジしますが息子はそうもいきません。
そもそもフレームが24インチ用に大きくなればまたつかないことになります。これは困りもの…
それではフレームが小さい タイヤが小さい場合の不利な点を考えますと、
- 乗車位置が狭いために足を回すスペースが小さくなる。
- BBの高さが低いためにクランクが短いものしか使用できない。もしくはペダルが引っかかりやすくなる。
- タイヤが小さいと段差乗り越えが不利
- 全体的にタイヤの小ささから変速のディレイラーの大きさ制限がある
こんな感じでしょうか?
実際のジオメトリーを比べてみると、一番上のシートチューブレングスがよくわからない数値になってますのでこれは無視します。さすがに30センチも長くはなってないでしょう。BBドロップもさすがに24の方は61mmなのかな??
主なところとしてトップチューブが水平に45mm拡大。BBハイトが27mm高くなりその分クランクが25mm長くなってほぼ相殺されてます。
ホイールベースが80mm伸びてますが、トップチューブの45mm分とチェーンステイレングスの30mm拡大分 それとフォークが長くなる分での数値だと思います。サスペンションのトラベル量が20mm伸びているんです。
ここら辺が乗車の窮屈さに関わってくる数値です。
でも注目すべきはスタンドオーバー(サドルから地面までの距離)80mm高い…これは高いですよ。足がつま先レベルでしかつかなくなります。
これを見る限りではちょっと苦しい設定ですね。
他のメーカーならもう少しスタンドオーバーの低いのもあるかもですけど、だいたいこれほど細かい買い替えも考えたくない…一人っ子ですから次の子がいないんですよね。
となれば足つきをそのままで、段階的に乗りやすくするためには…ってことで、もともと短くしたステム(以前の記事)やハンドル周りを戻していくのがこの前の変更点(戻してカスタムした時の記事)。現在は元々の60mmから50mmなのでまだ10mm短い設定ですね。
ここら辺はぼちぼち行ってもいい感じかな?今のフレームでいい感じで乗れ始めてるのでまだフレームでは粘れると踏んでます。
でも、乗れるものなら大きめのタイヤに変えてやったほうがいいですね。ここが悩み。足つきをできるだけ変えずにタイヤを大きくする。
こうなればフロントに24インチをブチ込む他ないです。後輪はそのままで。もちろん前輪が大きくなる分、ハンドル位置も上がりますけど致し方なしですね。フォークのことも考えると相当上がるのかな…
でもこうすることで段差の乗り越えを楽にできる。これはいい感じだと思います。前後異径タイヤの装着はレースなどのレギュレーションではアウトだったとおもいますが、それは大人の話。そもそもレースなんて草レース以外出ないだろうということでこれも一つの選択肢かなと思ってます。本人は草レースには興味あるみたいなので…本格的になったらなったで考えますかね…嬉しいやら悲しいやら…
ーー後記ーー
2019年新レギュレーションで前後異径タイヤ解禁しました!喜びの記事はこちらこちら。
喜びってレース云々ではなく、進化の面白みについてですけど(笑)
ここで実機に話を戻すと、私の24インチタイヤはリアには装着可能(暗いですけど、上の写真は実装写真)。
フロントは入りません(上の写真は20インチで、ブリッジとの間がパツパツです)。それを考えると、フォークを用意するのとハブの規格を合わせるアダプターは必要かな?とは思いつつ最低限の出費ですみそうかな?
行けたら前変更 後ろ変更からの自転車のステップアップを狙いますかね?なんとかやりくりしていきますか。
息子の成長に目を細めつつ、その端から涙がこぼれそうな今日この頃…本格カスタムまではまだ時間猶予はありますが、今から色々調べていきますかね。最大の課題はどのぐらいフロントが上がってしまうのか、そこですね。それとフォーク交換となれヘッドパーツの規格をチェックしてみたり、肩下(ヘッドチューブ下からの実行フォーク長)を測って上がり量を計算、ヘッドチューブアングルの変化の予想などなど色々見なきゃです。
楽しんで行きましょう!
ではでは皆様にもよきサイクリングライフを〜