シクロクロスに参戦中の息子。3戦出場して、最後のスプリントで負けたりなんだかんだでなかなかもう一歩感があります。
まあ子供といえども少なくとも10数名から20名ほどと走るわけですから、それなりに厳しい世界です。反面モチベーションの違いもすごいわけですけどね。
で、その中でうちの息子は?と言いますとモチベーションはそこそこですけど、走り出したら頑張る程度でガチガチと言うわけでもないです。親としても一位を取ってこい!って言うわけではないですが、それなりに表彰台が見えると応援も激しくはなります。いやはや心の置き所が難しい…
それでチームのチームメイトや親御さんからツッコミが入りました。もうちょいポジションを前傾とりやすくしないと勝てませんよ〜って。確かにそうですよね…わかっちゃいるけどどうしたものか…
私も一応軽くしてやるか〜とかでリジッド化してみたり、ディスクブレーキもオーバースペックは自覚してます。正直息子のMTBはフレームクランク周り以外はほとんどパーツが入れ替わってます(20インチを24インチにしてますしね…)。と書くと、おそらく読んでる方はスポコン親父と思われてるかもしれないです…。たしかに楽しめるバイク作りにはかなり積極的にしてきたつもりですが、安全性には気を使ってて、そこで出てくるスピード問題にはいつも二の足を踏んでるのが実際のところ。
スピード出ると危ないですし、元々生物学的に大人よりも視野の狭い子供ですので、大人の感覚で行ってしまうと思ったよりも危険になるのでは?と言う不安です。
今よりも将来にわたって楽しめるように! 今は純粋に乗るのが楽しいから乗ってくれればいいかなと…
しかし息子が負けて、悔しくて言葉をつまらせながら話してるのをみると、私も他人事のように頑張ったね〜なんて言ってられませんね。というわけで、とりあえず前傾をとりやすいポジションにしようではないですか!アドバイスをせっかく頂いたし、息子もだんだんライダーって感じになってきたしね!
というわけで
これがbefore
after
リジッドにする前の26インチ用のサス入れてた時のステムに戻しました。
いわゆる前下がりのクロスカントリー(XC)ポジションとまではいかないですがハンドルを下げました。フォークが長いのでこれが目一杯。まあこれで十分です。これ以上は親としてできません…
それともう一点。写真をみてもらうと、これスタートダッシュなんですけど肩が落ちてます。前に荷重をかけれてません。
これはブレーキレバーを水平気味にしているのでどうしても手も水平になり、手が水平に握られた状態では体重が後ろに行きます。まあ前傾とは逆ですね。でも山でドロップオフから降りる時には体を引きやすいのでわざとしてました。
しかしここもいじらねばって事で
before
after
これで乗せてみると、おおー上から握りやすい〜って言ってグリグリ漕いでました。まあこれからの課題ですね。
ポジションに突っ込み入れるよりも子供はポジションが変わるように誘導してやらねばなりませんね。
でもこうやっていじっても対応できて、しっかりブレーキング出来てるのもヤシロさんの元でテクニックをつけてきたおかげですね。特に山でのブレーキングテクニック。体重移動をしっかりしてガッツリ止まれるスキルはスピードよりもずっとずっと重要ですから。
さてはてさてこれで様子見ながら上目指してくださいな!ああ心配だわぁ…。
というわけで皆様もほどほどに(笑)
皆様にもよきサイクリングライフを〜!